
J. Addison School(通称:JAS)は、2002年にオンタリオ州マーカム市に設立された私立学校です。「明日の思想家を育む」というモットーのもと、国内外から集まる生徒たちに対して質の高いオンタリオ州のカリキュラムを提供し、カナダを代表するトップボーディングスクールの一つとして高い評価を受けています。
設立以来、国際色豊かな教育環境づくりに注力してきた同校は、世界多様性ランキング(Boarding School Review)においてカナダ上位20校に選出されるなど、その多文化共生の姿勢が広く認められています。学校全体で250名規模の生徒を受け入れており、幼児教育(Early Learning)からグレード12までの一貫教育体制を整えています。

J.Addison Schoolは「規模が小さすぎず、大きすぎない」という点が魅力です。約250名という在校生数は、多様性を持てるサイズながらも、先生と生徒の距離感が近く、個別対応がきめ細かく行える絶妙な規模です。初めてカナダへの単身留学を考えているご家族にとっても、安心感が高い学校と言えるでしょう。
基本情報
| 学校名 | J. Addison School(J. アディソン・スクール) |
| 所在地 | マーカム市、ON州 |
| 対象学年 | 幼稚園~グレード12 |
| 学生数 | 約250人 |
| 留学生比率 | 約80% |
| 滞在形式 | 寮、ホームステイ |
| 入学時期 | 9月、2月、7・8月(サマースクール) |
| 提供プログラム | ON州高校卒業(OSSD)、AP、ESL |
| ホームページ | https://jaddisonschool.com/ |
学校の特徴
学校の所在地
Jアディソンスクールは、オンタリオ州マーカム市(Markham)の安全な住宅街に位置しています。マーカムはトロント都市圏(Greater Toronto Area)内の北部に位置する都市で、トロント市中心部からは車で約30分程度の距離です。
多くのハイテク企業が集まる「カナダのシリコンバレー」としても知られ、非常に落ち着いた、教育熱心な世帯が多い地域です。
また治安の良さは折り紙付きで、初めての海外生活でも過度な不安を感じることなく過ごせる環境が整っています。近隣にはショッピングモールや公園もあり、週末の生活も充実します。
2013年2月には現在の近代的校舎に移転。スペースの広い校舎には、大型の美術教室、体育館、ダンススタジオ、食堂(Cafe J)、寄宿舎、図書館、理科実験室などが整備されています。また、屋上には太陽光発電パネルが設置されており、環境教育にも注力しています。
学生の様子

学校の特徴的な雰囲気は、私立校らしい「落ち着き」と「活気」の絶妙なバランスです。250名前後というサイズは、大規模校のような騒々しさはなく、かつ生徒一人ひとりが自分の居場所をしっかり持てる、アットホームな空気があります。
Addison Schoolは、設立当初から国際色豊かな教育環境を重視してきました。在校生の多くが世界各地から集まる留学生で構成されており、Boarding School Reviewの国際多様性ランキングでカナダ・世界上位20校にランクインするほどの高い多様性を誇ります。
休み時間やランチタイムに見られる多様なコミュニティの混ざり合いです。特定の国籍だけで固まるのではなく、共通の趣味やクラブ活動を通じて、カナダ人学生と留学生が自然に談笑している光景が日常です。
寮について
学校運営の寮はGrade 7〜12の生徒を対象としており、「第二の家」となるような環境を目指して設計されています。3つの寮棟(レジデンスホール)が設置されており、1室あたり2〜4名の同性・同年齢帯の生徒が共同生活を送ります。

エリーホール と シムコーホールは どちらも男女共学の寮で、オープンコンセプトの共有ルームには2~4名の学生が宿泊できます。学生にはシングルベッド、机、椅子、クローゼットが備え付けられた専用スペースが与えられます。各部屋には専用のバスルームがあります。同室に入居できるのは、同性で同年代の学生のみです。
ヒューロン・ホール は現在、男子寮で、各セクターに最大5名の学生が居住できるコンパートメント・コンセプトの共有ルームを備えています。学生には、シングルベッド、机、椅子、クローゼットを備えた専用の個室が提供されます。仕切りの設計によりプライバシーが確保されている一方で、共同生活や社交生活のメリットも享受できます。
レジデンスの各部屋には共用バスルームが備わっています。各寮には、学生ラウンジ、簡易キッチン/軽食調理エリア、セルフサービスのランドリールームも備わっています。
そして重要なのは、24時間体制のスタッフによる管理に加え、最先端のテクノロジーによる監視とセキュリティが確保されていることです。
主な寮の施設・サービス
- 3食提供(朝・昼・夕食、Cafe Jが運営)
- 専任の寮カウンセラーによる24時間サポート
- 個人カウンセリング・学習サポートの提供
- 週末のレクリエーション活動・校外遠足の定期実施
- ポケットマネー管理制度(Student Pocket Money Program)
- 冬休み中は寮が閉館(帰国またはホームステイ等の手配が必要)
寮カウンセラーは学習支援から個人的な悩み相談まで幅広く対応しており、初めて親元を離れる生徒が安心して生活できる体制が整えられています。また、在籍学年・性別を考慮したルームメイトのマッチングが行われており、異文化交流を通じた人間的成長も期待できます。
大学進学サポート体制

Jアディソン・スクールの大学進学サポートは、卒業生の「100%大学合格率」という実績に象徴されています。これは入学初日から始まる継続的なサポート体制の賜物であり、個々の生徒の目標に寄り添いながら大学受験戦略を一緒に構築していく点が大きな特徴です。
サポートの主な内容
- 専任コンサルタントによる個別面談(目標設定・出願戦略の策定)
- オンタリオ州高校卒業資格(OSSD)の取得支援
- AP(Advanced Placement)コースによる大学レベルの学習機会
- ヨーク大学・ウィルフリッド・ローリエ大学・トレント大学などとのパスウェイ提携
- メトロポリタン・トロント大学との連携(2024年より)
- 卒業生の進学先には、トロント大学・ヨーク大学などカナダの名門校が名を連ねる
「100%大学合格率」という数字は印象的ですが、その中身が重要です。提携大学へのパスウェイプログラムを持っており、進学優遇措置や奨学金が提供されるケースがあります。またカナダ国内のみならず世界の大学を視野に入れた進路指導が行われています。
日本の大学への帰国進学を考えている場合も、OSSDという国際的に認知された卒業資格が役立ちます。

教育システム・プログラムについて
同校の教育方針の核となるのが「The Addison Advantage™」と呼ばれる7つの柱です。安全・インクルーシブな学習環境、独自の「Focus for Success®」プログラム、献身的な教職員チーム、テクノロジー統合型の指導法、最新の設備・施設、学校と保護者の透明な連携、そして大学進学への万全なサポート体制がその7つです。これらの柱が、JASの独自性を際立たせています。
通年プログラムは大きく3部門により提供されています。
① Early Learning Program(幼児プログラム):3歳8ヶ月〜6歳を対象とした就学前教育プログラムです。モンテッソーリ教育のアプローチを取り入れながら、子どもの持つ才能と可能性を伸ばすことに注力しています。
② Elementary Program(小学部):Grade 1〜8を対象。オンタリオカリキュラムに加え、レッジョ・エミリア、モンテッソーリ、Pre-IBといった複数の教育アプローチを融合させた探究型学習が特徴です。フランス語教育も含まれています。

③ Secondary Program(高校部):Grade 9〜12を対象としたメインプログラム。オンタリオ州認定教師(Ontario Certified Teachers)による授業と、独自の「Focus for Success™」プログラムが組み合わされています。
なお日本の高校で取得した単位をOSSDに書き換えることも可能です。例えば、日本の高2を終えてから編入する場合、残りの必要単位を効率よく履修できるよう、学校が個別の履修計画を立ててくれます。
Advanced Placement(AP)
より高いレベルを目指す生徒のために、J. Addisonでは APプログラム を提供しています。これは高校在学中に大学1年生レベルのカリキュラムを履修し、試験に合格することで大学の単位として認定される仕組みです。
カナダのトップ校(トロント大学やウォータールー大学など)を目指すなら、APの履修は強力な武器になります。J. Addisonでは少人数でAP対策が行われるため、大人数の公立校よりも質問がしやすく、スコアを伸ばしやすい環境にあります。
提供APコース
- AP生物 / AP化学 / AP物理
- AP微積分 / APコンピュータサイエンス
- AP英語 / AP世界史 / AP経済
Focus for Success™(FFS)プログラム

「放置しない」独自のサポートシステム
多くの親御様が最も高く評価するのが、この Focus For Success® (FFS) です。毎日、通常の授業が終わった後の1時間を使い、全生徒が参加するプログラムです。
通常の時間割に「第5限目」として組み込まれています。英語(ESL)の補習が必要な生徒、数学で躓いている生徒、逆に大学受験に向けてハイレベルな問題を解きたい生徒など、状況に合わせて内容がカスタマイズされます。
学力面で遅れている生徒には補強授業が、より高みを目指す生徒には発展的な学習機会が提供されます。
授業料
2025-2026年度料金です。詳細や最新情報は気軽にお問合せ下さい。





