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2026-02-02

リドリー・カレッジ(Ridley College)

Ridley College(リドリー・カレッジ)は、1889年創立、130年以上の歴史を持つオンタリオ州セント・キャサリンズに位置する、カナダを代表する名門全寮制学校のひとつです。

IB Continuum(IBコンティニュアム)つまりPYP(3-12歳)、MYP(11-16歳)、DP(16-19歳)の3つのプログラムを一貫して提供する教育体系を提供し、かつOSSD(オンタリオ州高校卒業資格)の両方を取得できる体制を整えています。60カ国以上から375名以上の寄宿生が集まるオンタリオ州最大級のボーディングプログラムを誇ります。(参考:IB 国際バカロレアとは)

またCAIS加盟校でもあり、国家基準を満たし継続的な品質維持・改善に取り組む、認定校です。

学校のモットーは「Terar Dum Prosim(奉仕の中に燃え尽きよ)」。学業・スポーツ・芸術・奉仕活動を通じて「人生をよく生きる習慣」を育てる教育哲学は、創立以来一貫しており、10のボーディングハウスを中心とした濃密なコミュニティが、その哲学を日常生活の中で体現しています。

マイルストーンカナダ芦田
マイルストーンカナダ芦田

リドリーは、カナダのボーディングスクールの中でも「本物の伝統校」という雰囲気を強く感じる学校です。歴史ある石造りの建物と最新の設備が共存するキャンパス、それらに囲まれるような広いグラウンドは、訪れるだけで圧倒されます。カナダ人生徒と留学生が完全に混在するハウス制も、本格的な国際環境を求めるご家庭にお勧めします。

Ridley College 基本情報

学校名 リドリー・カレッジ(Ridley College)
所在地 ON州セントキャサリン(ナイアガラフォールズ近郊)
住所・地図 2 Ridley Road, St. Catharines, Ontario L2R 7C3
創立年 1888年
学校形態 男女共学・私立(ローカル統合型・IB認定校)
対象学年 JK〜Grade 12
生徒数 約875名
留学生率 約25%
教師1名あたり生徒数 8:1
滞在形式 全寮制(10のボーディングハウス)
入学時期 9月
提供プログラム IB PYP・MYP・DP、OSSD、EALサマープログラム
ホームページ ridleycollege.com
学校運営SNS
Instagram YouTube Facebook LinkedInX

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学校の概要・特徴

Ridley Collegeを他の多くのボーディングスクールと区別するのは、「ローカルとグローバルの融合」という点です。生徒の約半数はカナダ国内(特にオンタリオ州)の家庭から通う地元の学生で、残りが世界60カ国以上からの留学生です。

このバランスが生み出すのは、「留学生だけが集まるインターナショナルスクール」でも「カナダ人ばかりの地元校」でもない、本物の多文化環境です。

学校全体を貫く「Positive Education(ポジティブ教育)」の理念も特筆すべき点です。RidleyはカナダでPositive Educationを先導する学校として知られており、北米で初めて「Visible Wellbeing(見える化されたウェルビーイング)」認定を受けた学校でもあります。成績・結果だけでなく、生徒の幸福感・自己理解・レジリエンスを日常的に育てる仕組みが、学校の文化として根付いています。

卒業生一人あたり平均8校の大学から合格通知を受け取るという実績が示すとおり、Ridleyは大学進学においても圧倒的な成果を出しています。ハーバード・イェール・トロント大学・UBCをはじめ、北米・欧州・アジアの名門大学への進学者を毎年輩出しています。

キャンパス・施設

90エーカーの広大なキャンパスは、1889年の創立当時から受け継がれるヘリテージ建築と最新の学習環境が共存する、唯一無二の空間です。

石造りの礼拝堂や歴史ある校舎が並ぶ一方で、最新のアスレチックセンター・サイエンスラボ・ロボティクスラボ・2つの劇場(マンデヴィル・シアターほか)が整備されています。

スポーツ施設は特に充実しており、NHLサイズのアイスホッケーアリーナ・プール・テニスコート・10面の競技フィールド・フィットネスセンターなどを備えています。アイスホッケー・ボート競技(ローイング)・バスケットボール・フィギュアスケートなど14の対外試合スポーツが提供されており、スポーツ強化コースも設けられています。

アーツ施設も同様に本格的で、オーケストラ・ジャズバンド・演劇・映画制作・美術など75以上のクラブ・課外活動から選ぶことができます。週末プログラム(Saturday S.O.A.R.)では通常授業の枠を超えた探究学習や課外活動が展開され、キャンパスが週7日活気にあふれています。

ロケーション

セント・キャサリンズはオンタリオ州南部、ナイアガラ地域の中心都市です。トロント・ピアソン国際空港から車で約45分、ナイアガラの滝からはわずか数分という立地で、国際便での移動のアクセスが非常に良好です。バッファロー・ナイアガラ国際空港(アメリカ側)からも近く、アメリカからのアクセスも便利です。

ナイアガラ地域はカナダ有数のワイン産地としても知られ、豊かな自然と文化が共存するエリアです。大都市トロントの喧騒から離れた落ち着いた環境でありながら、必要なときにすぐアクセスできる距離感は、寄宿生活を送る生徒にとって理想的なバランスといえます。

🏙️学校所在地ガイドセントキャサリンズはどんな街?気候・治安・アクセスを解説→

全寮制・ハウス制について

Ridleyの全寮制の核心は「10のボーディングハウス」にあります。5つの男子ハウス・4つの女子ハウス・1つの下級生ハウスから構成され、各ハウスはそれぞれ独自のマスコット・カラー・チャント・伝統を持ちます。

重要なのは、ボーディング生だけでなくデイ(通学)生も同じハウスに所属する点です。この仕組みによって、寄宿生と地元生徒の境界線が溶け、キャンパス全体が真の意味でひとつのコミュニティとして機能します。

各ハウスにはHead of House・Assistant Head of House・Residence Donが配置され、学業・生活・メンタルの両面から生徒を支えます。

ハウス間の対抗戦(Bradley Shield・Bermuda Cupなど)は年間を通じた学校生活の大きな楽しみのひとつで、チームへの帰属意識と友情を深める役割を担っています。

マイルストーンカナダ芦田
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ハウス制の「カナダ人と留学生が完全に混在する」という点は、留学先を選ぶ上で非常に重要だと思っています。留学生だけが集まるインターナショナルスクールでは得られない、本物のカナダ文化・英語・人間関係の中に飛び込むことができます。その分、入学当初のハードルは高いかもしれませんが、それを乗り越えた先に得られるものは格別です。

スポーツ・部活動(課外活動)

Ridleyでは全生徒にスポーツへの参加が義務づけられています。「Home of the Tigers」を掲げる同校にとって、スポーツは100年以上にわたり学校文化の中心であり続けてきました。とはいえ、全員が競技志向というわけではありません。Upper School(Grade 9〜12)では、興味や競技レベルに合わせて次の3段階から選べる仕組みになっています。

楽しむ
Sport for Life
仲間づくりと体力づくりが中心のプログラム。試合は校内で行う程度なので、競技経験がない生徒でも気軽に参加できます。ヨガ、フィットネス、スケート入門などがあります。
対外試合
Competitive Sport
オンタリオ州の私立校リーグ CISAA(Canadian Independent School Athletic Association)で他校と試合を行うチーム。実力の近い相手と競い合う「意味のある競争」を重視しています。
強化・ハイパフォーマンス
Prep Sport
大学スポーツやその先を目指すアスリート向けの強化プログラム。州リーグや国際大会で戦います。アイスホッケー(男女)、バスケットボール(男子)、ローイング、フィギュアスケートの4競技です。

シーズン別スポーツ一覧(Upper School)

区分 秋(Fall) 冬(Winter) 春(Spring)
Prep
(強化)
女子アイスホッケー
男子アイスホッケー
男子バスケットボール
ローイング(男女)
フィギュアスケート
女子アイスホッケー
男子アイスホッケー
男子バスケットボール
ローイング(男女)
フィギュアスケート
ローイング(男女)
フィギュアスケート
Competitive
(対外試合)
男子サッカー
男子フラッグフットボール
女子バスケットボール
女子フィールドホッケー
クロスカントリー(男女)
ダンス(男女)
水泳(男女)
テニス(育成)
男子バスケットボール
男子アイスホッケー
女子バレーボール
女子アイスホッケー
水泳(男女)
スカッシュ(男女)
男子ラグビー
男子テニス
女子テニス
女子サッカー
女子ソフトボール
女子ラグビー
陸上競技(男女)
ゴルフ(男女)
ダンス(男女)
アルティメット(男女)
バドミントン(男女)
Sport for Life
(楽しむ)
フィットネス
スカッシュ
バレーボール
ヨガ
アルティメット
フィットネス
ヨガ
フットサル
バドミントン
HIIT
フィットネス
スケート入門
ウォーキング・ランニング
3on3バスケットボール
※学校公式サイト掲載のプログラム例(2026年10月時点)。チーム編成は年度により変わります。

全国トップクラスの強化(Prep)プログラム

Prepプログラムは、国内外で経験を積んだ専任コーチ陣のもと、長期的な選手育成を重視して運営されています。これまでに州・全国・国際レベルのチャンピオンを輩出し、NCAA(米国大学スポーツ)やU Sports(カナダ大学スポーツ)に進んだ卒業生は数百名にのぼります。 アイスホッケーは女子がOntario Women's Hockey League、男子がMidwest Prep Hockey League、バスケットボールはOntario Scholastic Basketball Associationといったリーグで戦います。2026年にはフィギュアスケートが新たにPrepプログラムに加わりました。 なかでもローイング(ボート競技)は、学校自ら「カナダで最も成功した高校プログラム」と位置づける看板競技です。

97
カナダ高校ローイング選手権(CSSRA)金メダル数
25
Stotesbury Cup Regatta(米国)優勝回数
5
英国ヘンリー・ロイヤル・レガッタ Princess Elizabeth Challenge Cup 優勝回数
16
輩出したオリンピック漕手(2024年パリ大会時点)

春と秋は毎日の水上練習、冬は室内の練習用タンクでトレーニングを行い、春休みにはフロリダ州サラソタでの強化合宿もあります。卒業生はペンシルベニア大学、コーネル大学、ミシガン大学、UBCなど北米の名門大学のボート部へ進んでいます。 また、学校には大学スポーツ進学専門のカウンセラー(Postsecondary Athletic Counsellor)がおり、NCAA・U Sportsの出場資格手続きを個別にサポートしています。留学生の資格審査について大学側との窓口役も担っているため、海外から大学スポーツを目指す生徒には心強い存在です。

2024年完成のエバンス・アスレチック・センター

2024年に開設されたEvans Athletic Centreは、Ridleyのスポーツの拠点となる施設です。主な設備は以下のとおりです。

  • 3面のハードウッドコートを備えた体育館
  • 競技用スカッシュコートを備えたスカッシュ施設
  • ストレングス(筋力トレーニング)センター・フィットネスセンター
  • ヨガ・フィットネススタジオ
  • ローイング専用のトレーニングルーム(エルゴ室)
  • アスレチックセラピー(スポーツ医療)クリニック
  • チーム用更衣室6室

これにNHLサイズのアイスホッケーアリーナが加わり、競技志向の生徒からトレーニングを楽しみたい生徒まで、日常的に体を動かせる環境が整っています。

芸術・リーダーシップなど75以上の課外活動

スポーツ以外にも、Ridleyには75以上の課外活動(Co-Curricular)があります。活動は「奉仕(Consumed in Service)」「リーダーシップ」「学びのコミュニティ(生活スキル・文化・ウェルビーイング)」の3つの柱で構成されており、生徒が自ら新しいクラブを立ち上げることも奨励されています。

音楽
シニア・オーケストラ、ジャズバンド、チャペル聖歌隊、カデット・バンド、ロックバンド
演劇・映像
秋の演劇公演、冬のミュージカル、映画制作クラブ(Grade 11〜12)、演劇批評プログラム(Cappies)。公演は350席のマンデヴィル・シアターで行われます。
美術
デジタルスタジオ、陶芸クラブ、中国書道、人物デッサン(Grade 11〜12)、ポートフォリオ制作グループ(Grade 11〜12)
リーダーシップ
プリフェクト(生徒代表)、ハウス・キャプテン、Tiger Athletic Council、Arts Council、入学案内アンバサダー、IB Executive Council、カデット士官・下士官トレーニング(60名以上が参加)

留学生が知っておきたいポイント

チームには選考があります:全員が何らかのスポーツに参加できますが、対外試合チームは希望どおりに入れるとは限らず、Upper Schoolでは試合の出場時間も均等ではありません。競技経験が浅い場合はSport for Lifeから始めるのが現実的です。
スポーツ関連の追加費用:練習用の基本ウェア一式は学内ストアでの購入が必要で、対外試合チームのユニフォーム代は1チームあたり約50〜200カナダドルが目安です。全国大会(CAIS)や州大会(OFSAA)への遠征は学校と家庭で費用を分担し、Prepプログラムは試合日程が多いぶん別途費用がかかります。
マウスガード必須の競技:フィールドホッケーとアイスホッケーでは、リーグ規定により体に合ったマウスガードの着用が義務づけられています。
登録は到着後すぐ:新入生は入寮後、アスレチック・センターで秋学期のスポーツ登録を行います。どの競技を選ぶか、渡航前に考えておくとスムーズです。

留学生のサポート体制

Ridleyは生徒の「ウェルビーイング(幸福感・精神的健康)」に学校として本格的に投資している珍しい学校です。各スクール(Lower・Middle・Upper)に専任のカウンセラーが配置されており、学業の悩みから生活上の不安まで、日常的に相談できる環境が整っています。

留学生向けには、夏のEAL(English as an Additional Language)プログラムが新入生のソフトランディングとして機能します。9月からの本入学前にキャンパス生活に慣れ、英語力を整えることができるため、初めてカナダで学ぶ生徒にとって特に有効です。入学後も、各教科の担当教師とハウスのスタッフがそれぞれの立場から継続的にフォローします。

セキュリティも充実しており、24時間体制でキャンパスを守る警備員が常駐しています。広大な敷地でありながら安全な環境が維持されているのは、こうした体制があるからです。

大学進学サポート

Ridleyの大学進学実績は際立っています。卒業生一人あたり平均8校から合格通知を受け取るというデータが示すように、丁寧な出願サポートが進学の成果に直結しています。

専任の大学進学カウンセラーチームは、志望校の選定・エッセイ作成・出願管理を個別に指導する事で、学生の進学プロセスをサポートしています。

進学先はカナダ国内(マギル大学・クイーンズ大学・マクマスター大学・トロント大学など)にとどまらず、アメリカ(UPenn・ジョンズホプキンス大学など)、イギリス、オーストラリアへの実績もあります。

IBとOSSDの両方を取得した生徒は、世界中の大学への出願において非常に有利な立場に立てます。

教育システム

Ridleyの教育の特徴を一言で表すなら「World Prep(世界への準備)」です。単に成績を上げるだけでなく、批判的思考・対話・探究・実世界への応用を重視した学習者中心のアプローチが、すべての学年・すべての科目を貫いています。

プログラム面では、IBのフルコンティニュアムを提供するカナダでも数少ない学校のひとつです。PYP(幼稚園〜Grade 5)・MYP(Grade 6〜10)・DP(Grade 11〜12)と、幼少期から高校卒業まで一貫したIBの教育哲学のもとで学ぶことができます。Grade 10ではIB MYPのディプロマも取得できます。

Grade 11・12では、フルIB DP・OSSDのみ・IBとOSSDのハイブリッドという3つの履修パターンから選択できます。特に「ハイブリッド」は、IBの一部科目とOSSDの科目を組み合わせることで、特定の分野に深く特化したい生徒や、幅広い科目を履修したい生徒に柔軟に対応できる仕組みです。

課外活動・サービス・リーダーシップもカリキュラムの重要な一部として位置づけられており、Round Squareのメンバー校として国際的な交流プログラム(マラウイ・グアテマラ・カナリア諸島・タイなどへのサービスラーニング遠征)にも参加できます。

料金

2026 -2027年の留学生ボーディング料金プランは以下の通りです。

※料金は年度・為替レートにより変動します。最新情報はマイルストーンカナダへお問い合わせください。

ご相談・お問合せ

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    芦田森松田菖蒲朝倉財田

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