
1891年創立、カナダの首都オタワに位置するAshbury College(アシュベリー・カレッジ)は、IB(国際バカロレア)認定校として130年以上の歴史を誇る名門全寮制学校です。Grade 4〜12の約865名が在籍し、そのうち約110名が60カ国以上から集まるボーディング生です。9:1という手厚い師弟比率と平均17名のクラスサイズのもと、100%の卒業生が大学進学を果たし、75%以上が入学奨学金を獲得しています。
Ashburyの際立った特徴のひとつが「国の首都にあるボーディングスクール」という立地です。キャンパスはオタワの閑静な住宅街ロックリフ・パーク地区に位置しながら、議会議事堂・リドーカナル・国立美術館・博物館群まで徒歩圏内。外交官・政治家・研究者が集まる知的な都市の空気が、学校の国際的なカリキュラムをさらに豊かにしています。

アシュベリーが他のボーディングスクールと大きく違うのは、「首都オタワ」という立地を学校教育に積極的に組み込んでいる点です。議会・外国大使館・国際機関が集まるこの街で学ぶことは、グローバルな視野を育てる上で他にはない環境です。にぎやかすぎない適度なサイズの都市で、安全で落ち着いた都市は、教育の場に最適です。また1975年という早い時期にIBを導入した学校で、IB教育の蓄積がとても深いです。
Ashbury College 基本情報
| 学校名 | Ashbury College(アシュベリー・カレッジ) |
| 所在地 | 362 Mariposa Avenue, Ottawa, Ontario K1M 0T3 |
| 創立年 | 1891年 |
| 学校形態 | 男女共学・私立(IB認定校 / ローカル統合型) |
| 対象学年 | Grade 4〜8(デイのみ)、Grade 9〜12(デイ・ボーディング) |
| 生徒数 | 約750名 |
| 平均クラスサイズ | 17名、師弟比率 9:1 |
| 滞在形式 | 全寮制(3棟のボーディングレジデンス) |
| 入学時期 | 9月、ローリング・アドミッション(随時受付) |
| 提供プログラム | IB DP(Grade 11〜12)、OSSD、Pre-IB、フランス語バイリンガルディプロマ |
| ホームページ | ashbury.ca |
学校の概要・特徴
アシュベリー・カレッジの教育の根底にあるのは、「自分を超えた何かに目を向ける人間を育てる」というビジョンです。学業の優秀さはもちろん、思いやり・誠実さ・グローバルな責任感を兼ね備えた市民の育成を、1891年の創立以来一貫して追い求めてきました。
オックスフォード大学卒業生のGeorge Penrose Woollcombeが創設したこの学校は、古典的なリベラル教育の伝統を受け継ぎながら、1975年という早い段階でIBを導入し、国際教育の先進校として常に時代の先頭を歩んできました。
卒業生にはカナダ首相を務めたJohn Turner、ノーベル経済学賞受賞者Douglass Northが名を連ねており、政界・学術界での輩出実績も際立っています。
Round Squareの加盟校として国際的な奉仕活動・文化交流・リーダーシップ体験の機会が豊富に用意されており、オタワという首都の立地と相まって、他の学校にはない国際的な雰囲気が学校全体に漂っています。
キャンパス・施設
13エーカーのキャンパスはオタワ川を見渡す丘の上に位置し、周囲を公園・大使館・歴史的建造物に囲まれた静かな環境の中にあります。2020年に完成したCentre for Science & Innovation(理系・工学系最新施設)をはじめ、デザイン・テクノロジーラボ・アートスタジオ・音楽施設・図書館&ラーニングコモンズが揃っています。近年完成したLa Brier Family Vistaはオタワ川の絶景を望む施設で、キャンパスの新たなシンボルとなっています。
スポーツ施設も充実しており、アイスホッケーアリーナ・体育館・テニスコート・競技フィールドが完備されています。70以上の課外活動から生徒が自由に選択でき、スポーツ・芸術・討論・ロボティクスなど幅広い分野で才能を発揮する機会があります。
ロケーション
オタワはカナダの首都であり、議会・外交・文化・研究の中心地です。英語とフランス語の両方が公用語として使われるバイリンガル都市でもあり、Ashburyが英仏バイリンガルディプロマを提供していることとも深く結びついています。
キャンパス周辺にはカナダ国立美術館・歴史博物館・科学技術博物館・国立公文書館などの文化施設が充実しており、学校が積極的にこれらを授業・課外活動に組み込んでいます。
議会議事堂・外国大使館・国際機関が集まるこの街の空気は、政治・外交・国際問題に関心を持つ生徒にとって非常に刺激的な環境です。国際空港はキャンパスから車で30分、オタワ駅は10分と交通アクセスも良好です。
全寮制について
Ashburyのボーディングプログラムは主にGrade 9〜11での入学を推奨しており、Grade 12からの入学は空きがある場合に限ります。3棟(Heather Gillin Residence・Matthews House・Maple Residence)で構成されたレジデンスは男女別に分かれており、計110名程度の寄宿生が生活しています。各棟に専任のハウスマスター・スタッフが常駐して生活をサポートします。
週末には博物館訪問・リドーカナルでのスケートやカヌー・モントリオール遠征など、首都オタワならではの課外プログラムが豊富に用意されています。
単なる「寝泊まりする場所」にとどまらず、学校生活・都市探索・国際的な友人関係の形成が一体となった生活が送れます。兄弟姉妹割引制度があり、3人目以降の寄宿生には学費割引が適用されます。


オタワという首都の立地を活かした週末プログラムは、バンクーバーやトロントにある学校とは違う豊かさがあります。博物館・議会・外交施設へのアクセスが日常的にあり、授業で学んだことを実際の現場で体感できる機会が多い。知的好奇心が強く、政治・国際関係・文化に興味のある生徒には特に向いている環境だと思います。
留学生のサポート体制
Ashburyは長年にわたって留学生を受け入れてきた実績があり、サポート体制が文化として深く根付いています。IBの枠組みの中でEAL(English as an Additional Language)サポートが提供されており、英語力が不十分な生徒はPre-IBプログラムからスタートして、会話英語・学術英語・主要科目を並行して学びながらIB本科への移行を目指します。

学習支援センターでは科目別チューター・ライティングセンター・数学サポートルームが利用できます。ラーニングサポートスタッフも充実しており、困難を抱える生徒へのきめ細かいケアが行われています。
Round Square加盟校として国際的な奉仕活動・交換留学プログラムも用意されており、在校中に世界各地でのプロジェクトに参加する機会があります。
大学進学サポート
専任の大学・キャリアカウンセラーが全生徒の進路サポートを担当します。過去15年間100%の大学進学率を維持しており、その実績はカナダ国内外で高く評価されています。進学先はカナダ(マギル大学・トロント大学・クイーンズ大学など)、アメリカ(Ivy Leagueを含む)、イギリス、ヨーロッパと世界に広がっています。
IBディプロマとOSSDの両方を取得できるため、出願先の選択肢が非常に広くなります。フランス語バイリンガルディプロマを選択した場合は、フランス語圏カナダ(ケベック州のマギル大学・モントリオール大学など)やフランス本国の大学への出願でも有利に働きます。卒業生の75%以上が入学奨学金を受け取っており、その総額は毎年700万カナダドルを超えます。
教育システム
Ashburyの教育の柱はIBプログラムです。1975年という非常に早い段階でIBを導入した学校で、カナダのIB校の中でも最も歴史のある部類に入ります。全ての生徒がOSSDを履修・取得し、その上でIBプログラムを「フル・ディプロマ」として履修するか、「一部の科目(証明書)」として履修するかを選択できる仕組みになっています。
IBの平均スコアは35点で、世界平均(30.58点)を継続的に上回っています。

学問の質を担保するため、本校では平均17名の少人数クラス制を採用し、教員が生徒一人ひとりの習熟度を深く把握できる対話型の授業を実践しています。
グレード11と12の全員がIBの英語科目を履修するなど、高いリテラシー教育を共通基盤としながら、理系から芸術まで幅広い選択科目を展開しているのが強みです 。
Ashburyカレッジが重んじているのは、教室内の学びに留まらない「全人教育」の実践です 。卒業までに9学期間の課外活動への参加を義務付けているほか、オンタリオ州の規定を上回る合計60時間の社会奉仕活動を求めることで、地域社会や世界への貢献意識を養います 。スポーツや芸術、多様なクラブ活動を通じて、生徒たちは困難に立ち向かう勇気や他者への思いやりを実体験として学び
課外活動は70種類以上が提供されており、スポーツ(アイスホッケー・ラクロス・水泳など)・芸術(音楽・演劇・美術)・ディベート・ロボティクス・コミュニティサービスなど幅広い分野から選択できます。
料金
以下は2025-2026年のボーディング生の料金表です。こちらは概算のガイドですので、詳細はマイルストーンカナダまでお問合せ下さい。





