
バンクーバー島の南部、ショーニガン湖のほとりに位置するセント・ジョンズ・アカデミー・ショーニガンレイク、St. John's Academy Shawnigan Lake(以後SJASL)は、IBワールドスクールです。湖と森、そしてボルディ山を背景にしたキャンパスは、カナダでも屈指の自然環境に恵まれた学びの場で、ボーディングスクールを提供しています。
「小さな学校、大きな心(Small school, big heart)」というフレーズがこの学校をよく表しています。平均クラスサイズは12〜16名と少人数で、教師と生徒の距離が近く、一人ひとりが名前と個性で把握されています。IB(国際バカロレア)のMYP・DPプログラムとBC州のDogwood Diplomaを組み合わせて取得できる点も、大学進学を目指す留学生にとって大きな強みです。

ショーニガン湖のほとりに広がるキャンパスは、一度訪れると忘れられません。プログラムの質・教師陣の熱量・自然を活かした教育の深さは、歴史ある学校に引けを取りません。カナダのボーディングスクールとしては比較的リーズナブルで、本格的な「全寮制」と「費用」を重視されるご家庭にとってバランスの取れた選択肢です。
基本情報
| 正式名称 | セント・ジョンズ・アカデミー・ショーニガンレイク St. John's Academy Shawnigan Lake(SJASL) |
| 開校年 | 1992年 |
| 学校形態 | 男女共学・私立(IB認定校 / ローカル統合型) |
| 対象学年 | Grade 4〜12(ボーディングはGrade 7〜12から) |
| 生徒数 | 約200名 |
| 留学生比率 | 約30% |
| 滞在形式 | 全寮制(Grade7-12) |
| 提供プログラム | IB MYP(Grade 6〜10)、IB DP(Grade 11〜12)、BC Dogwood Diploma、ELL |
| サマープログラム | あり |
| 公式サイト | stjohnsshawniganlake.ca |
学校の概要・特徴
セント・ジョンズ・アカデミー・ショーニガンレイク(SJASL)は、IBプログラムを軸に据えながら、自然環境を学びの一部として取り込んだ教育を実践している学校です。教室の中だけで完結する学習ではなく、湖での活動・森での探究・山への遠征といった体験が日常的にカリキュラムに組み込まれています。
学校が力を入れているのは「学問的な厳しさ」と「人間的な温かさ」の両立です。少人数制であるがゆえに、成績だけでなく生徒一人ひとりの精神的な成長や自己表現にも目が届きます。
カナダ人生徒と留学生が同じ寮・同じクラスで生活することで、どちらにとっても本物の多文化環境が生まれています。
キャンパス・施設
25エーカーのキャンパスはショーニガン湖の湖畔に直接面しており、ボルディ山の麓という抜群の立地にあります。大自然のふもとに位置しながらも、音楽室・アートスタジオ・サイエンスラボ・図書館・ゲームルーム・オーディトリアムなど近代的な施設を揃えています。
寮は4棟の独立した建物で構成されており、それぞれに寝室・バスルーム・コモンルームが設けられています。ダイニングホールは全生徒が集まる場所で、毎日の食事が提供されます。
湖への直接アクセスはこのキャンパス最大の魅力のひとつで、ウォータースポーツや野外活動の拠点として日常的に使われています。ダンススタジオも備えており、パフォーミングアーツを楽しむ生徒にも対応しています。
ロケーション

ショーニガン湖はバンクーバー島南部に位置する静かな湖畔の町で、ビクトリアから車で約45分の距離にあります。バンクーバーからはフェリーと車で約90分。
決して都会ではありませんが、その「不便さ」がむしろ学習環境としての強みになっています。携帯とSNSから少し離れ、自然とともに生活することで、生徒が自分自身と向き合う時間が生まれます。
周辺にはフォレストトレイル・カフェ・地域のマーケットがあり、週末には生徒がキャンパスの外に出て地域の生活を楽しむこともできます。
太平洋もすぐ近くで、バンクーバー島ならではの豊かな自然環境に囲まれた生活が待っています。
全寮制について
留学生は原則としてキャンパス内の寮に滞在します(保護者や親族とともにBC州に在住する場合を除く)。ホームステイは受け入れていないため、全寮制での生活が基本です。
寮費には、宿泊・全食事・洗濯・ハウスキーピング・週末活動・年間スキー旅行・課外活動・医療保険・IBプログラム費まで幅広く含まれています。入学時に必要な費用の多くがまとめて含まれているため、実際の負担感はリスト価格よりシンプルです。
寮チームは専任スタッフで構成されており、平日夜の自習監督(週4回)や週末の活動引率など、24時間体制で生活をサポートします。また、19歳未満の留学生には後見人(カストディアン)の手配も行われており、ISGC(International Student Guardianship Canada)が担当します。
留学生のサポート体制
留学生のサポートの中心は、ELL(English Language Learners)プログラムです。英語が母語でない生徒向けに専門的なサポートが提供されており、通常の授業についていける英語力に達するまで段階的に支援します。ただし、IB MYPやDPは英語で行われるため、ある程度の英語力(目安としてTOEFL iBT 60以上)があるとスムーズに学習に入れます。
カウンセリングや生徒支援の体制も整っており、学業面だけでなく精神的な健康やウェルネスにも配慮した「Positive Discipline(ポジティブ・ディシプリン)」というアプローチを学校全体で取り入れています。問題が起きてから対処するのではなく、生徒の自己調整能力と責任感を育てることを目的とした考え方です。
大学進学サポート
IBのDiploma Programmeを修了することで、カナダ・アメリカ・イギリス・オーストラリアを含む世界の大学への出願が可能になります。IBDPはBC州のDogwood Diplomaと併用して取得でき、大学出願の選択肢を最大化する構成です。
大学進学カウンセリングは学校が提供しており、志望校の選定・出願書類のサポートなどを行います。学校の規模が小さいため、カウンセラーと生徒の関係が密で、個別に時間をかけたサポートが受けられます。まだ歴史の浅い学校ですが、卒業生はカナダ国内の大学を中心に進学しており、実績は着実に積み上がっています。
教育システム
SJASLの教育の柱はIBプログラムです。Grade 6〜10ではMiddle Years Programme(MYP)、Grade 11〜12ではDiploma Programme(DP)を提供しており、カナダ全体でも数十校しかないIBフルコンティニュアム校のひとつです。IBはすべての科目が英語で行われる国際的に認められたカリキュラムで、批判的思考・探究・国際的視野を育てることを重視しています。
IBと並行してBC州カリキュラムも提供されており、IBDPを選ばない生徒はDogwood Diplomaのみで卒業することも可能です。Grade 4〜5はBC州カリキュラムで学び、Grade 6からIBへ移行する設計になっています。
スポーツは秋・冬・春の季節ごとにプログラムが変わり、バスケットボール・バレーボール・バドミントンなどが提供されます。ゴルフクラブや水泳クラブなどのクラブ活動も充実しており、授業外の時間を豊かに過ごせます。アーツプログラムにはドラマ・ビジュアルアーツ・音楽(ローカルバンド)が含まれています。
WILDプログラム(野外教育)
SJASLが他の学校と一線を画す特徴のひとつが、WILD(Wilderness Integrated Learning and Development)プログラムです。
ショーニガン湖・森・山という環境を最大限に活用した野外教育で、ECO(Environment Connections Outdoors)キャンプへの宿泊体験・湖での水上活動・フォレストサイエンスなどが正規のカリキュラムの一部として組み込まれています。
「教室の外が一番大きな教室」という考え方のもと、自然の中でリーダーシップ・チームワーク・問題解決能力を育てます。特に自然や環境に関心のある生徒、アクティブに学びたい生徒にとっては、SJASLが唯一無二の学びの場になるかもしれません。
料金
2026/2027年度の留学生ボーディング学生向け料金です。
料金には学費・寮費・全食事・洗濯・医療保険・週末活動・スキー旅行・課外活動・IBプログラム費・管理費が含まれており、日本からの留学に必要な主要費用をほぼカバーする構成です。
| 項目 | Grade 6〜10 | Grade 11〜12 |
|---|---|---|
| 申請料(非返金) | $300 | $300 |
| 学費・寮費 | $57,800 | $61,200 |
| 管理費 | $3,250 | $3,250 |
| 諸経費(インシデンタル) | $1,000 | $1,000 |
| 制服(税込) | $1,500 | $1,500 |
| 医療保険 | $1,800 | $1,800 |
| 後見人サービス・カストディアン(税込) | $2,200 | $2,200 |
| 合計 | $67,850 | $71,250 |
※すべてCADドル表示。年度により変動しますので、最新情報はマイルストーンカナダへお問い合わせください。




