
バンクーバー市内の閑静な住宅街ダンバーに広がる、カナダを代表する男子校。1930年創立、「Canada's World School for Boys(カナダの、男子のための世界校)」を掲げ、キンダーからグレード12までの通学生と、グレード8〜12の寮生が学びます。全校約1,200名という大規模校でありながら、寮生は世界20か国以上から集う約90〜120名。「Building Fine Young Men, One Boy at a Time(立派な若者を、一人ひとり育てる)」を使命に、男子の学び方に特化した教育で知られる名門です。バンクーバー市内で唯一、寮(ボーディング)を持つ私立校という点も、大きな特徴です。

「男子校への留学」でご相談を受けたときに必ず候補に挙がる学校のひとつです。魅力は「大都市バンクーバーの真ん中にある名門ボーディング」という看板文句です。寮生は約100名前後と少なく、家庭的な寮生活を送りながら、約750名の地元通学生と机を並べます。留学生だけの環境にならず、カナダ人の友達が自然にできる——これは英語力にも進路にも、大きく効いてきます。
| 正式名称 | St. George's School(セント・ジョージズ・スクール/愛称「Saints」) |
| 所在地 | ブリティッシュコロンビア州 バンクーバー市(ダンバー地区) |
| 住所・地図 | 4175 West 29th Avenue, Vancouver, BC V6S 1V1, Canada |
| 創立 | 1930年 |
| 生徒数 | 全校 約1,200名(うち寮生 約90〜120名/シニアスクールは約750名) |
| 留学生比率 | 10%未満 |
| 対象学年 | 通学:キンダー〜グレード12/ボーディング:グレード8〜12 |
| 入学時期 | 9月(2学期制) |
| 共学/別学 | 男子校 |
| カリキュラム | BC州カリキュラム(Dogwood Diploma)+AP(25科目以上) |
| 寮の有無 | あり(アーバン・ボーディング/グレード8〜12・寮生約90〜120名) |
| 主な加盟 | CAIS(カナダ私立学校協会)/TABS/ラウンドスクエア ほか |
| ホームページ | https://www.stgeorges.bc.ca/ |
| 公式SNS |
セント・ジョージズ・スクールは、1930年の創立以来、「男子の学び方」に徹底的に向き合ってきた学校です。男子と女子では学びのスタイルが異なるという研究知見をもとに、体を動かす活動を織り交ぜた授業、競争と協働のバランス、はっきりとした目標設定など、男子が伸びやすい環境が設計されています。同時に、グローバルな視野を持つ人材の育成を掲げ、世界20か国以上から集まる寮生とカナダ人生徒が日常的に交わる、多様性のあるコミュニティを形づくっています。
校訓は「Building Fine Young Men, One Boy at a Time」。誠実さ、謙虚さ、レジリエンス、共感、敬意、責任という6つのコアバリューを軸に、学業だけでなく人格を育てる教育を重視します。ハークネス方式の対話型授業やプロジェクト型学習を積極的に取り入れ、暗記ではなく「学んだことを現実の問題解決にどう使うか」を問い続ける授業が展開されています。カナダ国内でもトップクラスの進学実績を誇り、学業・芸術・スポーツのいずれの分野でも全国的な評価を得ている、まさに名門校です。


キャンパスは、バンクーバー市西部のダンバー(Dunbar)という、緑豊かで治安の良い高級住宅街にあります。市の中心部(ダウンタウン)までは車で20分ほど、UBC(ブリティッシュコロンビア大学)へは車で約10分という、静かな環境と、都市の利便性の両取り」ができる絶好の立地です。
周囲は落ち着いた住宅街で、生活音や誘惑の少ない環境ながら、少し足を延ばせば美術館、コンサート、プロスポーツ観戦、そして海や山でのアウトドアまで、都市ならではの豊かな体験が待っています。
バンクーバーは温暖な海洋性気候で、カナダの中では冬でも雪が少なく、過ごしやすいことで知られます。日本からの直行便も多く、日本人にとってアクセスしやすい都市であることも、保護者にとっては安心材料です。日本語を含む多文化コミュニティが根づいており、生活面で困ったときに頼れる環境が整っている点も、初めての留学では見逃せないポイントです。

シニアスクール
セント・ジョージズはジュニアスクール(キンダー〜グレード7)とシニアスクール(グレード8〜12)の2キャンパス制で、留学生が通うのはシニアスクールです。
近年も継続的に施設への投資が行われ、学業・スポーツ・芸術のいずれにおいても、カナダ有数の充実した環境が整っています。


写真だけでは伝わらない、セント・ジョージズのキャンパスの空気感。ご自宅のPC・スマホから、360°のバーチャルツアーで実際に歩くように見学できます。校舎・教室・スポーツ施設・寮まで、ぜひじっくりご覧ください。
セント・ジョージズの寮は「アーバン・ボーディング(都市型寮生活)」と呼ばれ、グレード8〜12の男子が生活します。寮生は世界20か国以上から集まる約90〜120名という少人数。大規模な全寮制校とは違い、寮監(ハウスペアレント)や寮スタッフが生徒一人ひとりの名前と性格を把握し、家庭的な雰囲気の中で日々を見守ります。学習時間、食事、就寝時間といった生活のリズムがしっかり管理されているため、自己管理がまだ不安な年齢のお子さんでも、規律ある生活習慣を自然に身につけられます。


週末には、スキー、ハイキング、街歩き、スポーツ観戦など、バンクーバーならではのアクティビティが用意されています。
都市にありながら海と山が近いという地の利を活かし、寮生活が「勉強だけの毎日」にならない工夫が凝らされているのが特徴です。
- 寮生は約90〜120名の少人数。寮スタッフが生活を細やかにサポート
- 食事・学習時間・就寝時間など、規律あるスケジュール管理
- 週末のアクティビティが充実(アウトドア・都市文化体験など)
- 約750名の地元通学生と日常的に交流でき、英語環境に自然に溶け込める
- キャンパス内で生活が完結し、都市部にありながら安全性が高い
セント・ジョージズは、BC州でもトップクラスのスポーツ強豪校として知られています。40種類を超える競技が用意され、ラグビー、ローイング(ボート)、アイスホッケー、バスケットボール、サッカー、水泳、陸上、テニスなど、州大会・全国大会で数々の実績を残してきました。特にラグビーとローイングは伝統的な強豪です。運動が得意な生徒はもちろん、初心者でも参加できるレベル別のチーム編成があり、「全員が何かに打ち込む」のが学校の文化です。

クラブ活動も50種類以上と幅広く、ディベート、模擬国連、ロボティクス、起業クラブ、演劇、音楽、ボランティア活動など、興味に応じて選べます。
留学生も入学初年度から積極的に参加することが期待されており、クラブやチームが「英語を使う実践の場」であり、友人をつくる最短ルートになっています。
カナダ高校のスポーツ・課外活動の全体像は、スポーツ特集ページで詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

| 主要資格 | Dogwood Diploma(BC州高校卒業資格) |
| 発展プログラム | AP(College Board)/25科目以上を開講 |
| IB | 提供なし(BC州カリキュラム+APによる大学準備型) |
| 学びの特色 | ハークネス方式の対話型授業、プロジェクト型学習、50以上の選択科目 |
カリキュラムの基礎知識は、AP(アドバンスト・プレイスメント)解説、Dogwood Diploma解説、CAIS解説で詳しく紹介しています。

セント・ジョージズの進学実績は、カナダでも屈指です。毎年150名以上の卒業生の100%が大学に合格し、世界140以上の大学から年間700件を超える合格通知と、総額200万カナダドル超の奨学金を獲得しています。進学先は、カナダ国内のUBC、トロント大学、マギル大学をはじめ、アメリカのアイビーリーグ、イギリスのオックスブリッジなど、世界各国に広がります。
これを支えるのが専任の進学カウンセリングチームです。グレード10頃から個別面談が始まり、志望校・専攻に合わせた科目選択、AP履修計画、標準テスト対策、エッセイ・推薦状の準備、出願スケジュール管理までを、一人ひとりに寄り添って伴走します。留学生が母国の大学に戻る場合や、第三国の大学を目指す場合にも対応できるのが、国際色豊かな学校ならではの強みです。
- 卒業生100%が大学に合格(年間700件超の合格通知)
- 専任カウンセラーによる、グレード10からの個別進学指導
- 25科目以上のAPで、大学レベルの学力を証明できる
- カナダ・米国・英国・アジアなど、多様な進路に対応

寮生が世界20か国以上から集まるセント・ジョージズは、留学生の受け入れに長い経験を持ちます。入学時のオリエンテーション、学習面のサポート、寮スタッフによる生活面のケア、健康管理まで、留学生が安心して学校生活に入っていける体制が整っています。ただし、入学時点で一定の英語力と学力が求められる選抜性の高い学校であり、英語力ゼロからの入学は現実的ではありません。SSATなどの試験や面接を含む出願プロセスがあり、早めの準備が合否を分けます。

正直にお伝えすると、セント・ジョージズは「誰でも入れる学校」ではありません。寮の枠が90〜120名と非常に少なく、世界中から志願者が集まるため、競争率は高めです。だからこそ大事なのが「準備の早さ」。理想は1年〜1年半前からの動き出しで、英語力の証明、成績、面接での受け答えまで戦略的に整える必要があります。逆に言えば、準備さえ間に合えば日本人生徒にも十分にチャンスがある学校です。出願時期の見極めから書類・面接対策まで、マイルストーンカナダが現地から日本語で伴走しますので、まずはお気軽にご相談ください。
最新の費用については、以下の料金表をご確認ください。学費・寮費のほか、入学時の一時金(エントランス・レビー)や諸経費が別途かかります。学費・寮費・諸経費を含む詳細は、お気軽にお問い合わせください。





