知識・経験ゼロでもディーラーになれる!
カジノディーラーの仕事に興味ある方、日本のカジノ開業に向けてキャリアチェンジを考えている方は、カナダで試すチャンスです!
カナダでディーラーとして働くのに英語力が特別に高い必要はありません。採用までの手続きも自分だけで十分進められます。という事でここではカジノで働くまでの流れを全てご紹介します。(ベージ作成にあたっては実際にカジノに就職したAnnaさんに監修いただきました)
カジノ就労ポイント
- ビザはワーホリ・コープでOK
- カジノ未経験者も採用される
- 完全なホワイト企業
- 求人してるカジノは限られる
- 年功序列組織
- 就労ビザサポートは無し
※カジノ側の雇用ルールが更新・変更される可能性もあるため、当ページの記載内容について保証は致しかねます
実際にカジノでディーラーになったAnnaさんにインタビューしました!
コープ中にカジノで働き始めたErinaさんの体験談
ビザ
まず働くにあたっては就労ビザが必要ですが、カジノ側が就労ビザのサポートをする事はまずありません。従って自分でビザを用意する必要がありますが、ワーキングホリデーまたはコープビザで渡航するのが王道です。コープの場合「カスタマーサービス」系のプログラムであればほぼ対象になります(学校へ事前確認推奨)。面接次第ですが、ワーキングホリデーのような一年以下の就労ビザでも雇用実績があります。
条件や適正
審査は、就労ビザさえあれば厳しい条件はありませんが、英語環境で働きますのでカナダ人と日常会話程度は出来るレベルまであげておきましょう。客やマネージャーと意思疎通出来ないとそもそも仕事が成り立ちません。かと言って、例えば語学学校のAdvancedレベルと言った高いものが面接時点で求められる訳ではありません。
またカジノの知識や経験も重要ではありません。雇用後に知識やスキルのトレーニングがしっかり行われますので、未経験でも採用可能性は十分あります。ただ仕事では数字を扱う事から、多少の数字慣れ・計算能力は求められる事があります(ただ採用時点でテスト等はありません)。
ゲームのルールや単語は、言語が違えど共通しているため、事前に勉強すればさらにスキル習得が早くなるのは確かです。仕事では当然英語力がないと苦戦する事はあるため、英語力は出来るだけあげておく事が理想。
応募方法
バンクーバーではパークカジノの求人が多く、他のロケーションは少ない傾向です。パークカジノの場合ホームページのCareersに求人ポストが提示されています。ここにディーラーのポストが見つかればそのままオンラインで申し込みが出来ます。ディーラーは完全シフト制なので、働き方もパートタイム・フルタイムのどちらも可能である事が多い。
実際に面接で聞かれた事 by Annaさん
バンクーバーのパークカジノの場合・カジノディーラーになろうと思ったきっかけ
・前職で大きなミス(それをどう対処したのか)
・もし怒っているお客様がいたらどう対応するか
・カジノディーラーに必要なこと3つ
・面接先のカジノハウスについて知ってる事
・コミュニケーションをとるなら電話?メール?直接会う?
・あなたは数年後どうしてたい?何してたいか?
・あなたにとっていい上司とは?私(面接官)が上司だったら?
・上司と良い関係を作るには?私(面接官)上司だったら?
労働環境
カジノハウスは基本的にホワイト企業です。残業もしっかり記録され支払われますし、チップは夏でも数百ドル出る事もあります(夏はカジノは閑散期ですからそれでもこんなにチップが出る)。給料に経験の有無は全く関係なく、完全な年功序列で、就労経験が長いほど高くなります。言い換えれば、カナダ人とも同じ条件・境遇でフェアに扱われるという事です。
ベネフィット(福利厚生)は素晴らしく、マッサージやメガネをつくれたりもする。毎年春にはツーリズムチャレンジがParq社員に適用され、観光名所を無料で回れる。
トレーニング
パークカジノの場合、二日間のオリエンテーション、そして3週間のディーラーとしてのトレーニングが行われます。paid trainingなので給料をもらいながらトレーニングを受けられます。またギャンブル知識に関するE-Learningも用意されます。
仕事内容
ディーラーの基本は「バカラ」と「ブラックジャック」の2つ。訓練生(トレーニー)としてまずはこの二種類のゲームを基本的にディールします。その他も3カード・4カードポーカー、UTHなどをディーラーとして担当出来ます。
クラップス、ルーレットはレベルが一段高く、時給が高く、専門トレーニングが必要です。少なくともワーホリ等で一年程度の経験では担当する事はまずありません。
その他
- 中国系のプレイヤーが多い、年齢層は様々だが、毎日来ているプレイヤーは年齢層はやや高め。
- トラブルなどはマネージャーが対応するので、個人の責任範囲が限られている点は安心
- 一時間ごとに15分の休憩があり、場合によっては45分で休憩が回ってくることもある。休憩も有給です。昼休憩のようなまとめて1時間の休憩はありません。
- 年功序列社会で、待遇だけでなくバケーションの取り方、シフトの希望も勤務年数で優先度が決まります。
- 制服があるため自分で用意するのは黒靴下、黒靴のみです。(靴はローファーお勧め)
時計はサイズが小さいもの限定です。(チップを時計の下に隠してもすぐわかるようにするため) - カジノで一年間働くと海外客船(例:カーニバルクルーズ)にアプライできる条件に達し、仕事の選択肢が広がる。
最後に
あんなさんからメッセージ
英語力が低いと、採用はされても後が大変です。私も当初はきつくて愛想笑いばかり、数ヶ月間は常に疲れてました。当時コロナ禍で営業停止の期間があったので、それを利用して英語を鍛えたところ仕事が劇的にしやすくなりました(通ったのはベクターという学校)。英語力はとにかく高いにこした事はありません!現場が始まっても慣れるまで緊張するし間違える事もたくさんあります。が、場数を重ねる事でだんだん慣れてきます。自分は応募前にかなり準備しましたが、採用にあたってカジノ知識はそこまで求められず、応募手順も簡単。ほとんどの人が未経験採用になるので、興味ある人は是非チャレンジして欲しいです!