「コープ留学」の費用について解説します。⇒⇒「コープ留学」の解説はこちら
まず一般的な費用をご覧下さい。
約48週 (1年) |
約96週 (2年) |
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学校 | 授業料 登録料 教材費 |
$8000~14,000 | $17500~22000 |
生活 | 生活費 | $18,000 | $36,000 |
交通費 | $1,440 | $2,880 | |
その他 | 学生ビザ | $235 | $235 |
航空券 | $2,000 | $2,000 | |
保険 | $680 | $1,360 | |
総費用 | 約$32,400 (340万円) |
約$62,500 (656万円) |
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(参考)現地収入 | $18,000 (180万円) |
$36,000 (360万円) |
※節約を心掛けた計画を想定しています
※1ドル=105円で換算
※授業料はここでは1年10000ドルとして計算しました
※生活費は家賃と食費の合算で月1200ドルを想定
※交通費は都市・距離により変化が大きいため、中間値として月120ドルと設定
※現地収入は全期間働く前提とし座学期間は月1000ドル、コープ期間は2000ドルで単純計算
ここで「総費用」とは留学終了までの総合計で、出発前に全額用意する必要はありません。コープ留学の大きな特徴は現地で収入を得られる点であり、留学中ほぼ全期間にわたり収入を得る事も可能です。
総収入をみると準備資金の半分以上は帰国までに回収できるという計算になります。また驚きに値するのは、コープ留学は語学留学よりも安くすむという点です。就労という特権を持つコープ留学のマジックと言えます。
以上より、弊社が推奨するコープ留学の準備資金はこちらです。
一年コープ | 二年コープ | |
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最低資金 |
$22,000前後 (約220万円) |
$30,000前後 (約300万円) |
なお学生ビザ審査では十分な生活資金の証明が重要となるため(残高不足でビザ却下になる方は多いです!)、ビザ申請時に上記の「生活費」以上の残高証明をご用意下さい。詳しくは担当カウンセラーとご相談下さい。
ポイント
・現地の収入で元手が戻る・資金は語学留学ほどかからない
・上記見積りから数十万円は上下する
・交通費は環境により大きく異なる
・保険は現地の民間保険で設定
・交際費、外食は含まれない
では各項目について詳しく説明します。
学費
ここで見積もった学費は、学校の登録料(入学金に相当)、教材費など全て含みます。料金は学校により差があり一概に言いにくいですが、1年で$10000~14,000、2年で$17500~22000に収まるケースが多い。強いて傾向を言えば、座学で完了できるようなビジネスコースは安い傾向があるが、美容・IT・アートなど機材・テキスト・環境が特殊な場合、高額になるケースもあります。
コープ無しの座学のみのプログラムも用意されていますが、コープの有無による金額差はわずかで、その差は数百ドル~数千ドル程度です(一般的には1000ドル差程度が多い印象)。いずれにせよ学費トータルから見ればわずかな増額で滞在期間が2倍になる、と理解してよいでしょう。
また一部の学校は様々な背景から非常に格安の学費でコースを提供しています。価格重視の場合はこちらもお見逃しなく!
入学条件
なおコーププログラムは英語力の入学条件(テストスコア等)もあります。TOEFLやIELTS、または学校が用意する試験・面接なども利用できます。条件をクリアしなければ事前に提携の語学学校の通学が必要になり、学費も増額となりますのでご注意下さい。
また条件を超えたかどうかの前に、英語でカナダ人と一緒に授業を受ける自信があるかどうか?この点もご自身で十分吟味してください。日本から直接入学したが授業についていけずドロップするケースも稀ですが起きています。
生活費
【生活費】
ここでは生活費=家賃、食費、光熱費です。生活スタイルで変わりますが月1,300~1,500ドルを前提としました。
(家賃)コロナ禍で物価上昇が進み、家賃も上昇しています。ホームステイ代は食費込みで1000ドルを越え、またシェアルームは800~1000ドル前後(家賃・光熱費)を考えると無難です。アパート等で独り暮らしする場合はこの2~3倍となるためシェアを基本とした計算です。
(食費)自炊すると月200ドル前後で抑える事も十分可能です。アジア系のスーパーでは割安の食材が見つかりますし、ダラーストア(1ドル均一の店、今は1ドル商品は少ないですが格安商品が並ぶ)で調味料や缶詰など購入出来ます。是非地元でお得な生活スタイルを見つけて下さい。なおホームステイ料金は食事代が通常は含まれています。(参考:カナダ生活の節約術)
【交通費】見落としがちですが交通費もトータルではそれなりの出費になりますが、都市や移動距離、生活スタイルでかなり差が出ます。
バンクーバーは移動距離によって3段階のゾーン制となり、一ヶ月の定期は1ゾーン$107.3、2ゾーン$143.50ドル、3ゾーン$193.80ドル(2024年時点)となります。ただダウンタウンのアパートでシェアしながら徒歩で通学・通勤すれば「交通費ゼロ」も可能です。一方トロントのバス・地下鉄網はゾーンが無く統一料金で、PRESTOと呼ばれる月間パスが156ドル(2024年時点)となります。
参考:バンクーバーの交通機関、トロントの交通機関
ビザ
ここでは学生ビザ申請を前提に235ドル(2022年6月時点)としています。現地で学生ビザを延長する場合は150ドルが延長時に発生します。
航空券
一年以内の往復航空券を約2000ドルと想定しました。減便や燃油高の影響もあり、コロナ以前よりも割高傾向が続いています。(2022.6時点)
一般的に経由地が多かったり縛りが多いもの(変更不可、返金不可など)は安くなります。ただコロナ禍を通して以前よりも直行便が多く利用されており、その場合ANA、JAL、エアカナダの3択になります。直行便でも、ルール変更・運休、サーチャージの変動などもあるため、早い段階から旅行会社と相談される事をお勧めします。(知識不足による混乱を避けるため、ネットの安いチケットをご自分だけで購入するのはあまりお勧め出来ません)
お勧めは留学専門の旅行代理店です。⇒留学専門の旅行代理店相談フォーム
チケットタイプは一年以内に往復するなら「1年オープン」を購入し帰国日をあとで変更、帰国が一年以上先になる場合は「片道」で渡航しましょう。⇒航空券の基礎知識
保険
ここの見積りでは、一日2ドル弱で加入出来る日系の現地保険代理店ブリッジズインターナショナルを元に計算しています。必要な内容に絞る事でコスパの良い保険商品となっているため、節約はの方へお勧めしています。
留学中は医療保険に加入する事が義務とされており、未加入だと学校初日に強制的に加入する事になります。日本の大手保険会社が販売する総合パッケージ、または現地の民間保険会社が提供する医療のみの保険、そしてカナダの公的な健康保険制度などがあります。
大手保険会社のパッケージは通常一年間で20万円はするのが当たり前ですが、現地の保険は医療に絞っていたり自分でクレームする必要がありますが出費を大きく抑える事が出来ます。
留学保険について詳しくはこちらをご覧下さい。なおBC州に学生ビザで6ヵ月以上滞在する場合、州の保険に加入する義務があります。
その他の費用
このページの概算に含まれない費用もあります。一番大きいのは例えば交際費や買い物、小遣いなどです。
留学の醍醐味は勉強以上に新しい人との交流ですから、お知り合いとお茶したり食事したり、小物や服を購入したり、遊びに行ったり・・といった出費が出るのは当然です。ただ交際費などは極限まで抑える事も出来れば無限に増える事も出来るカテゴリで想定が難しいため、含めていません。