「カナダ」といえば人気の留学先であり、世界中から様々な人々が集まる移民国家として知られています。しかし、留学を検討している方は、カナダ留学のメリットに合わせてデメリットも理解した上で、計画することが重要です。
カナダ留学のメリット
まずは以下でカナダ留学のメリットを解説していきます。
①クリアな発音のカナダ英語を学べる
カナダ英語は日本の英語教育のベースとなるアメリカ発音に近く、日本人にとっては比較的クリアで聞き取りやすいのが特徴です。
また、移民国家であるため、英語を第二言語とする人が多く、さまざまな英語のコースがあり、目的に合わせて英語学習を実現できます。
②留学の種類が多い
カナダ留学は、他の国と比較して多くの留学タイプがあります。以下のような留学の種類があり、目的に合った留学タイプを選択することが可能です。
カナダ留学の種類
②日本より高い時給とチップ文化
カナダでは最低時給が日本よりも高く、特に飲食業ではチップ文化があるため、アルバイトでもより多くの収入を得られるケースも十分にあります。2024年6月1日より、BC州では$17.40になりトロントの最低時給も2023年10月1日から$16.55にUPしています。
特に夏場は観光客が多いため、多くのチップ収入や求人の掲載など仕事のチャンスがかなり増えます。一方で冬場は閑散期となるため、求人が少なくなったり、チップでの収入が減る傾向にあります。
③カナダは治安がよく住みやすい
カナダの治安は非常に良いとされています。特に厳しい銃規制が施されているため、海外の中でも安心して生活できる国として有名です。
特に住みやすい都市ランキング上位に位置するバンクーバーや経済の中心地のトロントなどの大都市では留学生にとって快適な環境が整っています。
一方で、カナダも海外であり、日本と同水準の治安の良さは期待してはいけません。危険とされているエリアもあり、そのような地域では犯罪発生率が高くなります。(詳細は以下のデメリットで解説)
④留学生の疎外感が少ない
カナダは移民国家であり、世界中の国から人が集まるため、多くの文化が共存しています。
そのため日本人留学生にとっても疎外感を感じることが少なく、馴染みやすいと感じるとの声が多いです。
⑤カナダから周辺国への海外旅行がしやすい
カナダは地理的にも便利で、アメリカやヨーロッパ、メキシコなどの周辺国へ旅行がしやすい場所に位置しています。そのため、海外旅行好きにとっては色んな国に行ける機会が増えるでしょう。
例えば、トロントからアメリカまでは、飛行機で1時間半〜2時間あれば到着します。メキシコのカンクンまでもおよそ4時間でアクセス可能です。距離が近い分航空券も安くなるため、経済的にもメリットがあります。
⑥カナダドルが比較的強い
カナダで現地で就労する場合は当然ですが、カナダドルで受け取ることになります。
日本円が不安定な中、カナダドルは比較的安定しており、日本円以外の外貨が手に入ることは経済的な安定につながります。
留学後に日本円に換金するもの良いですし、wiseなどで外貨として保管しておくのも良いでしょう。
カナダ留学のデメリット
カナダ留学には多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。
①日本よりもカナダの物価は高い
カナダの生活費は日本と比較して約1.5倍〜2倍高い傾向にあり、オーストラリアと同程度の物価水準が続いています。
特に都市部では家賃が高く、シェアハウスに住んだとしても$800〜1000くらいがここ数年の平均値です。しかし、時給がより高い現地で働けば同時に収入も増え、支出は、節約次第でいくらでもコントロールできます。
②カナダ都市部の日本人の多さ
カナダの大都市には日本人が多く、日本語対応のサービスや情報を得やすい一方で、英語環境に完全に身を置くには強い意志が必要な事もあります。慣れない環境で気持ちを分かち合える日本人が居れば、当然仲良くなりますしネットワークも自然と広がります。
日本語から離れたり英語環境に自分をうずめたい場合、意志をもって行動したり、仕事選びや学校選びも慎重に行うことが求められます。
これはカナダに限った話ではなく、オーストラリアやフィリピンなどの日本人が留学しやすい国の大都市にも同様に当てはまります。
カナダ都市の中では、モントリオールやカルガリーなどの地方都市での留学だと日本人比率が低くなり、英語環境が実現しやすいでしょう。
③カナダでの家探しが大変
カナダ留学中によく挙げられる大変なことの一つが家探しです。特に都市部では需要が高く、自分の条件に合う家を見つけるのは骨の折れる作業です。
ただし、日本語対応のサービスやプラットフォームも増えてきているため、以前と比較すると負担が少なくなってきました。上手にサービスを活用しながら家探しをしてみましょう。
シェアハウス探しの方法の一つとしてVanmatesという日本語対応しているサービスもおすすめです。
④突然の法律やルール改編
カナダで生活をしていると、前触れなしに法律やルールの改正が政府や州から発表されることがあります。例えば、留学生へのビザルールや学校への受け入れ人数の変更またカナダへの移住を計画している場合などは永住権の取得にも関係してくる恐れがあります。
カナダ生活においては、さまざまなルール変更があることを常に念頭において計画することが重要です。
④カナダの雨や雪などの天候への適応
カナダの気候は地域によって異なりますが、多く分けるとトロントやモントリール、カルガリーなどの地域では、夏は暖かく、特に冬の寒さが厳しいことが特徴です。一方でバンクーバーやビクトリアでは夏は暖かく過ごしやすく、冬も東京と同じくらいの寒さで気温的には過ごしやすい傾向にあります。しかし、冬場はレインクーバーと呼ばれるほど雨が多くなり、雨が苦手な方にはデメリットに感じるでしょう。
⑤サービス対応や時間感覚が日本とは異なる
カナダ生活では、バスが時間通りに来なかったりや接客サービスが適当だと感じることも多々あります。
一方で日本のサービス対応の水準が高すぎるので、世界基準で見るとカナダもかなり丁寧なのかもしれません。その点も留学生活の経験だと捉えて、乗り越えていきましょう。
マイルストーンカナダの留学サポート
弊社マイルストーンカナダは、カナダ現地バンクーバー・トロントにオフィスを持つカナダ専門留学エージェントです。
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