Grouse Grind
バンクーバーの運動好きには定番のグラウス・グラインド(=Grounse Mountainの山登り)に今年初めて行ってきました。
グラウス・マウンテンはダウンタウンから車・バスで15分程度の気軽に行ける人気スポット。冬はスキー・スノボで人気ですが、夏はハイキング・ジップライン・各種アクティビティで年中来客が絶えません。バンクーバーに留学・ワーホリ来た人もきっと一度は行くんじゃないでしょうか。
このグラウス・グラインドは、2.9kmのトレイルで853mを登るというかなり急斜なトレイルです。いやトレイルとかハイキングじゃ無くもはや山伏の修行の域で、一時間以上ただひたすら階段を登り続けるイメージ。途中たいしたご褒美(景色)もありません。私の中ではいつも「ジムへ行くかグラウスグラインドやるか」という選択。なお平均的な人は登頂まで1~2時間かかります。
しかし運動好きのバンクーバー市民はグラウス・グラインドが好きで、タイムを縮めに毎週来る人もザラではありません。体が重くなる位きついのに、中には子供を背中に背負って登る変態なカナダ人さんも居ます。
4分の3を過ぎた辺りになると本当にきつくて「もう二度と来るか!」と後悔するんですが、頂上に着くとすべて吹っ飛んじゃうんですよね。気持ちいいし爽快だし、あの天国のような感覚・・そして気づいたらまた登ってて辛い思いをしてるという・・笑。この山、Mなあなたにすごくお勧めです。
頂上からの景色は素晴らしい。全てが癒やされます。
頂上にはフードコートやレストラン・パブなども完備され、登り切った後のビールはこの世の天国です。美味いビールを飲むためにわざわざ登ってたような時期もありました。(レストランへ行けば生ビールもいける)
こうやって今年もまた何度も登るんだろうなぁ
ちなみに下りのロープウェイが値上がりして、なんと片道15ドル(去年まで10ドル)になってました!たっか!!最近のカナダの物価上昇はなかなか・・
全て連続している
よくある調光機能のついたスイッチ。つまみを動かして明るさを調整しますが、ここの部分を「スライダー」と呼んだりします。
スライダーは「オン」「オフ」ではなく連続的につながっている。通常のスイッチのいわゆるオンとオフは、このスライダーにとっては単なる明るさの「程度」の違いで、直線上のどこかにあるだけ。
カナダは多様性に寛容ですが、ここでの生活を通して、世の中も全てスライダーのように連続してるんだなぁと考えるようになりました。つまり区別や差別している事の殆どに決定的な違いはなく、あるのは単なる程度の違いだけ。
障害者と健常者は「程度の違い」だけで、電気のスライダーのように連続的につながっている人間同士。要は背が高い・低いと同じで、それを人間の都合で「区別」をしているだけ。
カナダの小学校は知的障害の子も特別学級とかではなく、普通のクラスにはいるそうです。(アシスタントティーチャーが任命されてサポートするとか)また大学・カレッジでも、ろうあの方はノートテイカーがついて授業の内容をノートに書いてくれます。必要な人には社会がサポートを提供しながら、みんな同じように教育を受ける事が出来る。周囲も、障害者の方が周りに居るのが普通、という環境で育つ。
違いは確かにある。ただそれは「異質」なものではなく、緩やかに「連続」してつながっているのだ。
チーズ・タッカルビ
昨日うちにスタッフを呼んで焼き肉祭りをしました。
リクエストに応えてちまたで人気?と言うチーズ・タッカルビも作ってみました。焼き肉のチーズフォンデュみたいな奴ですね。肉のソースとチーズの味もうまく絡んで危険な奴です。
Hマート等の韓国系の店でタッカルビのソースを買って、鶏の胸肉を数時間浸す。肉をプレートで焼いて十分火が通ったら、モーゼの十戒のごとく両手を挙げて肉の海を割ります。
そして出来た真ん中の空間にチーズをぶち込みます。(先日バンクーバーオフィスで開催したタコス祭りの残りチーズを活用)
写真みてわかるとおりこれが美味くないわけがない笑 肉を少し辛く作ってしまいましたが、絶品。簡単なのでお勧めです♪
日本から頑張って持参した「象印」が大活躍です。日本のホットプレート最高。(・∀・)
バンクーバーはドラマ・映画に良く出てくる?
私アマゾン大好き人間で日本・カナダどちらもPrimeを使いまくっており、Echoを買ってから更に生活がアマゾン漬けになりつつあります。少し前まではりんご漬けでした(笑)
そして今アマゾンPrime VideoのThe Man In the High Castle(トレイラー)にはまっています。第二次世界大戦でもし枢軸国が勝利したら・・と言う仮想のアメリカを舞台としていて、日本とドイツがアメリカを東西に分割統治している世界です。小説が原作だけあってストーリーも濃いですし、映像も凝っていてなかなか堪能しております。少しだけ時空の絡みもテーマになっているようです。
そして、見ていて途中で気づいたのですが、このThe Man In the High Castleに見覚えのある風景がたくさん出てくるじゃないですか!全てではないですが、町中のシーンでバンクーバーがよく使われているようです。
もはや有名な話ですが、バンクーバーはハリウッド映画やドラマの撮影によく使われており、ほぼ毎日どこかでクルーが撮影しているように思います。私の密かな楽しみは、見ている映画・ドラマが偶然バンクーバーロケだった場合、Googleマップで見比べながら正確に場所を特定する・・という、かなり地味な趣味を持っています。笑 Googleマップでダウンタウンを徘徊しながら見つけた時や、予想が見事当たったときの達成感といったら、もう。笑
ちなみに以下の写真で「ROOMS」と書いてある建物、どこかで見たような気がするんですがまだ場所を特定出来ていません・・。せっかくなのでダウンタウンを歩きながら探してみようかな?
(ちなみにキャラクターの中にもバンクーバー出身の女優がいたり。出演者にも地元との繋がりを見つけると結構楽しい)
ドラマだけでなく映画でもよく使われます。バンクーバーで制作された映画の一覧(ウィキペディア)を見るとどれだけ多いかわかりますね。デットプールやミッションインポシブル(ゴーストプロトコル)などメジャーな映画でも結構バンバン出てきました。
なお、バンクーバーはロケに使われても”バンクーバー”としてストーリーで使われる事が殆ど無い・・という、とても自虐的な動画も発見。笑