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犯罪被害に遭わないために

残念ですが、留学生の詐欺、窃盗、性暴力被害は毎年起きています。

カナダは一般的に治安が良いと言われていますが、外務省によると犯罪発生率は日本の約5倍の水準と言われています。弊社のお客様でも過去に詐欺や性犯罪の被害にあった事例があります。

日本で常識的な防犯意識で防げる犯罪でも、「英語」という第二言語を通すことで極めて簡単にガードが落ち、安易な行動に繋がりやすくなっています。留学生がその土地や言語に不慣れである事を熟知した犯罪者・詐欺師は、皆さんを初めからターゲットにしており、犯罪に巻き込もうとします。

外国に居る」という意識を改めて強くし、警戒心を常に高くする事が大切です。

性犯罪・セクハラ

性犯罪は、外で偶発的に被害に遭うより知人によって被害にあうケースが多いです。相手が外国人だと日本人同士よりも危険性を感じ取りにくいですから、過剰なくらいの警戒心がむしろ丁度よいと言えます。(カナダ人だけでなく留学生に対しても同様です)

はっきり「ノー」と言いにくい日本人の特徴を逆手に取り騙そうとする者もいます。性犯罪は命の危険に関わる可能性もありますから危険を感じたら早めに距離を置く、会わない、弊社スタッフ・知人に相談する、警察に報告する等の行動を起こしましょう。

性犯罪に関する心得・注意点など

  • 見た目、言葉遣い、雰囲気など、表面上の印象を過信しない 。
  • 面識が一定期間あっても過信しない。
  • チューターやランゲージ・エクスチェンジを手段として近づく男性が居る事を心得る。
  • 面識の浅い人の家に行く車に乗る事などを避ける。(密室に二人で入る事を避ける)
  • ホームステイ先でも異常と感じる事があればすぐに担当者へ相談・報告をしてください。
  • 同性間でも性犯罪は発生しうる事を心得る。

詐欺

詐欺による金品の被害はカナダでも絶える事なく発生しています。カナダ人すら被害にあっていますから、慣れない環境に住み始めた留学生は特に被害に遭いやすく注意が必要です。日本の特殊詐欺(振り込め詐欺、オレオレ詐欺)と同様、その手法をわかっていても詐欺は被害が絶えません。防犯の最後の砦は自分自身という事もよくご理解下さい。

詐欺は基本的に、面識の浅い人や初めて会った人と起きる場合が多く、言葉巧みに話しますので詐欺と気づきにくいです。そこで事例などを知っておく事は防犯意識を高めます。とにかく「お金を払う・渡す」という行為は必ず「詐欺や嘘では無いか」と最低一回は自分に問いましょう。

また 日本語で話しかけてくる人物にも注意が必要です。同じ言語を話す事で安心感を与え、防犯意識を下げようとする傾向があります。

電話詐欺

カナダ政府や移民局を装って電話をかけてくる電話詐欺(ボイスフィッシング)が2021年も多発していますので、皆様ご注意下さい。弊社のお客様も被害に遭われています。

在バンクーバー日本国総領事館より

サービスカナダを装った電話による「振り込め詐欺」が現在も横行しています。特に電話による「振り込め詐欺」では,犯人らは「あなたのSINナンバーが不正に使用された疑いがある」などと話し,確認のためと称して氏名,住所,SINナンバー,銀行口座情報,クレジットカード情報等の個人情報を聞き出したり,「税金滞納」,「逮捕」,「提訴」等の言葉で圧迫し,言葉巧みに現金等を振り込ませようとします。

弊社お客様の被害では「貴方のSINが今ケベック州で悪用されているため、すぐ口座からお金を引き出して政府指定の口座へ入金しなさい」といった電話がかかり、10万円ほどの被害にあいました。(2021年7月)

心当たりのない不審な電話、特に

  • 「政府やサービスカナダ、警察など信頼できる肩書き」
  • 「問題が起きている事を説明される」
  • 「個人情報を聞かれる」
  • 「支払いを指示される」

などの内容に対しては慌てて個人情報を言わず、相手の名前や電話番号を控え一度電話を切って冷静に考える事をお勧めします。また一人で判断することなく、知人やエージェント、学校、日本総領事館などへ相談する事をお勧めします。

なおCAFC(カナダ詐欺対策センター)では詐欺に遭った場合は下記のような対策を取るように案内しています。
・CAFCへ連絡(電話:1−888−495−8501)
・管轄地の警察への連絡(被害届の提出)
・SINナンバーを教えてしまった場合は,サービスカナダ(電話:1−800−206−7218)に連絡
・相手へ振込んでしまった場合,口座情報等を教えてしまった場合は,金融機関に連絡

賃貸詐欺

全国で多発している詐欺です。カナダのクラシファイド(Craigslistなど)で良く見られ、魅力的な物件が比較的安い家賃で掲載されています。連絡をとると

「オーナーがカナダに居ないので部屋を見せられない」
「支払いをするならあなたに決める」
「海外出張でしばらく会えないので6
ヶ月分の家賃を先に払って欲しい」⇒未来の家賃を払う義務は法律上ありません
「支払いをしたら友人が鍵を渡す」

と言った説明がされます。(このパターンに限りません)

共通点は料金的に魅力的な物件、部屋を見せない、先に支払いを求める・・などです。
上記パターンに似ていたり少しでも怪しいと感じたら話を進めないか無視するのが一番です。または友人知人・エージェントに相談するなどしてください。

その他にも、困った人を装ってお金を預かる、物を買わせる・・といった少額~高額の詐欺が横行しています。詐欺のタイプは多種多様ですので、以下のリンク先などでその他の事例をご覧下さい。

盗難・窃盗

置き引きが多発しています。カバン、財布、携帯など金目のものは常に盗難の恐れがありますので外出時はご注意下さい。カフェ、図書館、レストランなどは公衆の場でよく狙われます。

窃盗はほんの一瞬で行われます。

自分の持ち物に注意を払い、貴重品は常に手元に置き目を離さないよう努めて下さい。

また貴重品や身分証明書は最低限だけ所持する事も大切です。(パスポートの持ち歩きはお勧めしません)

対策について

・携帯電話を常に持つ
カナダに入国した時点から携帯電話を常に持ち、また知り合いとの連絡を頻繁に維持する事は防犯につながります。犯罪に巻き込まれた際も連絡手段を持つ事は非常に重要です(警察・消防の電話は911です)。日本から持参したスマホをWIFI専用にして電話を持たない方もいますが、これでは緊急時に活用できないため最低でも電話が可能な端末をお持ちください。スマートフォンならGPS機能はできる限りONにしましょう、自分・他人が現在地を把握するのに役立ちます。

・危険行動を取らない
犯罪が多いとされるエリアには足を踏み入れない事が一番です。夜は人気の居ない暗いエリアは避けてください。一人でなくカップルでも暴力の被害に遭う事例があります。特に夜の公園や無人駅の近辺は犯罪発生率が高いと言われています。男性であっても夜は行動に注意するようお願い致します。