代表からのメッセージ

マイルストーンカナダの代表・芦田から、留学をお考えの方へのメッセージです。

古い考えを持った普通のサラリーマンでした。

私、芦田は、日本のネットワーク系IT企業を退職し2002年にバンクーバーへ語学留学したのを機に、カナダとの関わりが始まりました。

日本で働いていた会社は、やりがいもあり特に不満のある環境ではありませんでしたが、出張先のアメリカで肌の色が違う様々な出身国のエンジニアが、「英語」という共通ツールを使って激しく議論し、そして暖かく交流していました。そこまでの英語力が無かった私はこの姿に非常に感銘を受け、留学して英語を学ぶ決心をしました。

私は、一度勤めた会社は定年するまで働いて安定した人生を・・と言う古い考え方を持っていましたから、会社を辞めて将来の保証も無く留学をするのはとても勇気のいる決断でした。安定した仕事でしたし、転職ならまだしも退職して更に留学ですから、リスクがあると周りからも言われました。

後悔しない選択は何?

人は決断をするとき「後で後悔しないだろうか?」という不安がよぎるものです。私もそうでした。ただ面白い事に、結果が吉であれ凶であれ、人間は自分で決めた行動を後になって後悔する事が実際は殆どありません。恐らく自分の行動や考えを否定したくない人間の特性のせいかもしれません。

 

では、何をしたら後悔するのでしょうか?


答えは簡単です。やりたかったにも関わらず何の行動も起こさなかったこと、これが後悔となるのです。
想像してみて下さい、頭でどれだけ考えても「未来」が見える事はありません。「今」の行動のみが未来を導くのです。私は行動した事による後悔よりも、行動しなかった事への後悔に恐怖を感じて、留学する事に迷いがなくなりました。でも実際どういう結果であれ、後悔する事なんて無かったと思います。

ただ頭で先の考えるばかりで無く、「いま本当に何をしたいのか?」と自分へ問いかける事の方がよっぽど大切です。

自分に素直になれるか

ちなみに私は、大学受験の頃からずっと感じていた疑問がありました。高校、大学、就職とレールに乗ってきたような半生、本当に自分の意思でここまで来たのだろうか?世間体や将来を気にする中、限られた選択肢しか見ないで生きてきたんじゃないだろうか?自分に素直な行動をしてきたかどうか疑問を感じていたため、これも留学の決断に対し背中を押しました。

学生にとっても社会人にとっても、今の日本社会は「素直に生きる」事が難しくなっていますから、留学するかどうかと言うのは、自分に正直になれるかどうかの問いだったと思います。留学は語学習得が目的でしたが、実際のところ目的は重要では無かったのかもしれません。

カナダに到着してから、まさに自分の中で色んな事が変化してゆきました。実際、自ら会社を興すなんて発想は、カナダに来なかったら一生自分の中では存在しなかったでしょう。(昇進していい給料もらう事が人生だと思ってましたので)

エンジニアから留学業界へ

カナダでは語学学校やカレッジで計2年ほど勉強をしながら過ごしました。またカナダ留学と同時に情報サイト立ち上げ、留学業界についてもどんどん詳しくなってゆきました。縁があって留学業界での仕事に関わる事になり、最終的にはトータル5年以上にわたり「現場の経験」を積む事が出来ました。皆様とお話する事の楽しさと責任の重さをやりがいに、現地大手留学センターのカウンセラー・マネージャーとして何千人の方のカウンセリングを経験した事が、今の自信に繋がっています。

最終的にカナダの永住権を取得。過去に取得したビザも、振り返れば、学生/ワーキングホリデー/観光/就労/永住権と一通り体験。こうした経験からも、単なる学校選びだけでなく「人生」という大きな視点から皆様の計画について一緒に考えてゆく事が出来る点が私の強みだと考えています。

2012年夏、初めてカナダに来てから10年目、自分の理想とするサービスや会社を目差して、独立・起業しました。皆さんにとって最も無駄の無い、そして信頼できるサポートの体制を目指して奔走してまいります。

一度しか無いあなたの人生、後悔の無いよう、チャレンジのある生き方を!

芦田祐輔

略歴
東京出身。中央大学理工学部卒業。大学卒業後、NTTグループでネットワーク系のエンジニアとなり、大規模ネットワーク構築プロジェクトなどに関わる。この時期にアメリカ出張を繰り返す中、世界中のエンジニアが英語でコミュニケーションする姿に感動して語学留学を決意。カナダで私立・公立の語学学校、および公立カレッジの授業を履修しながら語学を学ぶ(バンクーバー、及びアボッツフォード)。その後、ご縁があった留学センターのトロントサービス(カウンセリング、ホームステイ手配、学校取材、ウェブ作成)を構築し、一年間運営。その後さらに別のバンクーバー大手留学エージェントとの縁で人材ビジネスの立ち上げ、及び留学エージェントの経験を積む。マネージャーとしてエージェントの規模拡大、ウェブ・現地マーケティング、カウンセリング技術改善などに従事。その後独立。

「社長談義」シリーズ