やりたいからやる
目標・ゴールを難しく考えるより
「やりたいからやる」
で動き出してもいいんです。
やりたい事なら楽しめる。
だから打ち込める。
没頭出来る。
経験がどんどん増して、
自分が変わり(成長し)
次のステップは自然と見えてくるものです。
それはもともとイメージしてたゴールとか目標・計画と違う事が多い。
人間の人生なんだから
頭で考えた通りに進むものでもないですしね。
どうなるかわからない未来・将来を頭で考えるより、
まずは自分の気持ちに素直になり、
そこに全身全霊を注ぐことで見えてくる人生もあります。
本質はシンプル
色んな本を読んでいると「あれ、別の人も同じ趣旨の名言を言ってたな」と思う事がよくあります。
現代の成功者や歴史上の偉人、それこそ紀元前の思想家からも、本質的には同じ意味や共通点がある言葉を見みかけます。
つまり、人の本質は既に何百年・何千年も前から明らかになっていると言えます。
現代語られる、人間の本質を突いたような話は非常に説得力があったとしても、
過去に語られた真理を別の言葉で再発見しているだけなんだと思います。
ただその発見は、まったく異なる方面から追求しても同じ真理にたどり着くのがおもしろい。
経営も、スポーツも、政治も、戦争も、人間関係も、健康も、ビール造りも(個人的趣味)
本質を突き詰めると、同じ共通の真理にたどり着く。
稲盛和夫さんの「成功への情熱」という本の中に「心の次元を高める」という話があり、
その中で、数学の難問を次元を一つ高くする事で解決して賞を受賞した教授の言葉、
「複雑な現象というのは、単純な事実の投影に過ぎない」を引用されてました。
私はこの言葉は、人間の真理だけでなく、森羅万象・地球・宇宙の真理に繋がる話だと感じました。
人間はあらゆる事象を自ら複雑に捉えてしまってるが、
本当は全てつながったシンプルな法則が世の中に流れているんだと思います。
だから、目の前の現象をそのまま見るのでは無く、まず俯瞰し、そして抽象的にとらえ、
さらに究極にシンプルな裏の法則を学び取るように努めていきたいと思っています。
ちなみに稲盛さんの本では「次元をあげる」と表現していますが、
数学的には積分ではなく微分して次元を落とす事で数式がシンプルになるわけなので、
私の感覚では次元を落とす事で本質が見える、も言い方も正しいのでは無いかと感じています。
自然界を微分しまくって究極にシンプルにした先の
森羅万象を貫く単純な法則とは、どんなものなのかなーと想像を巡らします。
でもそれは驚く内容ではなく、実は既に知っている事なんじゃないかと思います。
だってすごくシンプルなものなんですから。
行動を起こすための信号
心身の痛み、不安、ストレス、そして怒り・悲しみ・悔しさ・嫉みといったネガティブな状態は
行動を起こすために身体が発した信号だと思っています。
解決すべき問題を身体が知らせてくれているのであり、放置しても治ることはない。
例えば、内蔵に小さな痛みを感じ、放置したら病気が進行して取り返しがつかなくなった・・はわかりやすい。
ただ、体だけでなく「心」が発した信号も全く同じ事です。
むしろ体より心の信号の方が圧倒的に多い。
脳は未解決の問題を潜在意識で考え続けるので、信号の数だけ脳に負担が積み重なる。
スマホのアプリをどんどん開いて閉じないままだと動きが遅くなるのと同じ。
一時的なストレス発散などは問題の解決でないので、脳の負荷が消える訳ではない。
解決のための行動は大概、やりたくない事・気が進まないような事が多いが、
もうそれは仕方が無い。自分を客観視して行動に変えるしかない。
これは会社経営にしても同じ事である。
信用する
前職(同じく留学エージェント)でメールカウンセリングをしてる頃に
カウンセリングは「信用」が全てだと悟りました。
そして今も会社経営していて、ビジネスは「信用が全て」と改めて痛感する日々です。
よーく考えると世の中この「信用」で全て成り立っているんですよね。
個人で世の事象全てを自分で見て確認する事なんて出来っこないから、
誰かが言ったことを信じないと何も始まらない。
だから日々、友人などと話す度に無意識で「信用」する作業を何度も繰り返してる事に気づきます。
でも商売は初めからお客さんと信頼関係にある訳ではありません。
本当は、値段とかサービスとか語る前に信用してもらわないといけないのですが、
この業界の殆どは順序を無視して、その逆で進めるケースが多い。
信用が先と言っても、「信用してもらうまで教えないよ~」って意地悪する意味ではありません笑
申し込みとる事ばかり考えるのか、誠実にお客さんと向き合うのか。それだけです。
信頼優先だと、申し込みいただけなくてもご縁が無かったと思うだけですし、なんとか言いくるめて売上をとろうとは思いません。
売上優先だと、信頼関係があろうが無かろうが、なんとか魅了させてお申し込みが頂ければ良いという発想になる。
信用ばかり考えてたら時間かかるし、むしろ売上意識が落ちてビジネスとしてマイナスでは?
と普通だったら考える人がいるかもしれませんが
この地味で一番大切な仕事をコツコツ続ける事が売上主義よりも大きな成功にたどり着くんです。
時間はかかるかもしれません。
が、私はもうほぼ1000%確信し、かつ今も成長を実感しているので
軸は過去から未来までブレません。
ショートカットを狙って美味しい実をとりたいと思うのが人間性ですが、
これは目に見える目先の欲に翻弄されてるだけです。
小さい成功で低空飛行、またはリスクを抱えて成長するならショートカットでよいが、
大きな成功は回り道ルートになっていて、でも結果的に早くゴールにたどり着くのです。
直線的ではなく、曲線を描いてゴールへ向かう方が、ビジネスでは正しいという事です。
(短距離走ではコレやってはいけません)
2500年前の本を読む
最近、中国古典の王道、論語や孫子の兵法(の解説書)を読んでます。
孔子や孫武(上記書物の著者)は今から2500年前の人物にも関わらず
教えが現代人の心に突き刺さり、
人生や人間関係、ビジネスや会社経営などあらゆる事に適用出来てしまいます。
それを考えると、人間の真理というのはもう2000年以上前に明らかになっているんだと、驚きを隠せません。
こういった本に限らずビジネス書や成功した方の本は、読むほどに共通点が多いと感じますが、
実際に言葉を変えて同じ真理を語っているのだと思います。
人生は、その共通する真理を体験から見つけていく旅なんだとさえ感じます。
さて孫子という古典は「兵法」なので、戦術書、つまり戦争をするための本です。
ですから「敵」の存在が常にある訳ですが
私がコレを経営者視点で読む時に「敵」は何だろうと考えます。
私は他社エージェントさんは敵とは微塵も思ってませんし(逆に仲良い位です)、
他社が敵と捉えている会社の未来はたかが知れています。
まぁ私は普段、敵は自分の中にあると考えているのですが、
孫子の兵法を読むにあたってはよく「マーケット」を敵と捉えて読み解くと腹に落ちる事が多いです。
マーケットは実際は敵ではないのですが(むしろ逆の関係になりたいですよね笑)
「攻略対象」と考えると共通する視点を持つことができ、
面白いように吸収できる事があります。全ての章ではありませんが。
戦略書という事で、具体的な戦術にもいろいろ触れてますが
孫子での大前提は意外にも「戦わずして勝つ」「勝算無きは戦わず」です。
と言っても「仕事をしないで儲ける」という解釈はやり過ぎですが(笑)
自分達がどこを攻めるべきか、チームを守りつつどのフィールドで戦うのか?
そうやって考えながら読んでいます。
孫子の兵法は、極端に言えばこの有名な言葉で多くのことが吸収されてしまう気がします。
「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず。」
⇒敵を知り自分を知れば戦いに負けることはない
いやー古典は面白い。今後の人生で何度も読み返したい。
SNSで試されている
これは個人的な考えで、
楽しんでSNSを利用している人を否定する意図は全くありませんが、
SNSは一種の踏み絵で、目先の欲に対抗できるか試されていると私は考えてます。
実際SNSは人のドーパミンが出やすくはまりやすい工夫が徹底的に仕掛けられ、
普通の人はあの強力な依存性に勝てるはずがないのです。
蟻地獄のように抜け出しにくく、「自分自身の人生」を送りにくくなるよう設計されています。
課金を増やすため依存性を高めたスマホゲームと同じ。
私も以前ツムツムやCandy Crashにはまった事があり(課金はしませんでしたが笑)、
あまりに依存性が高くて怖くなりスマホからアンインストールしました。
最近マインドフルネスや瞑想という言葉もよく耳にしますが、
周りからの目を意識せず、また周りを見る事もせず、
過去や未来の事も考えず、
その瞬間の自分がやっている行為に集中すればいい。
SNSのような外発的な要因で感情を動かすのではなく、内発的な要因を大きくする。
素直にしたい事・興味ある事に意識を向け続けるだけで、人生は充実する。
成長マインドセットと証明マインドセットという二つのタイプの話がありますが、
要は自分の価値基準を外に置いたら絶対に満足のいく時間を過ごせるはずがない。
自分の人生は自分の努力のみで変わり、そこに喜びがあり、
また他人が評価するものではありません。
SNSはこういった大事な事を忘れさせてしまう。
見栄・欲・プライド・羨望といった、動物として無用な意識を減らすだけで
時間の質は本当にアップします。
私も昔SNSにはまった時期がありましたが、
今は通知をオフにして、自分の気が向いた時だけチラ見する程度になりました。
過ごす時間の満足度がアップした実感があります。
(そもそも「時間の充実」に意識が向くようになった)
他人契機ではなく自分契機で生きる、という事です。
宇宙
今は世界が大変な時期ですが、
コロナ禍の直前にもきつい時期があり滅入りそうだったので
心を広く持とうと宇宙の事を考えたり調べるようになりました。
そこからすっかり天文ファンになり、今も毎日、宇宙に関する情報に触れています。
今となっては、もはや半分趣味で宇宙の話を聞いてますが、お勧めですよ。
物理や量子力学など、かなり科学の話が広がる世界ですが、
想像を超える莫大なスケールを知れば知るほど圧倒され、ロマンがあり、
また自分の存在が奇跡である事を実感し、毎日の一分一秒を感謝出来るようになります。
生きてるだけで丸儲け、というさんまさんの言葉が有名ですが、まさに言い当てて妙。
地球の存在自体がまさに奇跡で、そこに生命がいるだけでも奇跡で、
さらに人間という知的生命体が存在し、
そしてこの世に生を受けただけで、もはや確率や数字に出来ない奇跡。
人間が作り上げた社会の日々の出来事や苦難なんて
そういったスケールで捉えれば本当にたいした事ないんです。
「宇宙」と言うと、聞こえがスピリチュアルで何かに洗脳されたようですが(笑)
人間社会の事で頭いっぱいになってる方が実際は幻想に洗脳されている、と言うことに気づきます。
謙虚
以前も書きましたが
謙虚さは、本当に大事で、そして最強です。
謙虚になる心を持てば、人生もビジネスも必ず成功する。
これ命をかけて間違い無い。
ただ、謙虚でいるというのは、それだけ難しい事です。
常に心に留めてないといけない。
勇気
本当の勇気とは、リスクや恐怖に立ち向かう事ではない。
自分の間違いを認める事こそが本物の勇気だと思う。
信じていたものが間違えていたと認めるのは大変難しいことだが、
この勇気が無いと、大事な人生の時間が無駄に消えていってしまう。
リスクや恐怖に立ち向かうのに必要なのは勇気ではなく、知性と冷静さである。
自分を否定するのは、勇気のある人でないと出来ない。
言葉は誤解を含む
言葉は常に「誤解」を含んでいる。
幾重にも言葉を重ねる事で抑えることは出来るが、消す事は出来ない。
だから
伝わると過信してはいけないし、
伝えるための努力を怠ってはいけない。
だいたい一言で伝わる事象なんてこの世に存在しないんだ。