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公立カレッジの費用

公立カレッジの留学費用について解説します。まずは一般的な見積りをご覧下さい。

  一年目 二年目
学校 授業料
登録料
教材費
$15,000~18,000 $15,000~18,000
生活 生活費 $12,000 $12,000
交通費 $1200 $1200
その他 学生ビザ $235 $0
航空券 $2,000
保険 $680 $680
総費用 約$32,000
(約320万円)
約$30,000
(約300万円)
(参考)現地収入 -$10,000
(-100万円)
-$10,000
(-100万円)

※1ドル=100円計算
※交際費、外食は含まれない
※アルバイト収入を増やせばトータルコストは大きく変動

ここで「総費用」とは一学年を終えるまでの合計の出費で、出発前に全額用意する必要はありません。渡航前に払うもの(学費・航空券)もあれば、生活費のように徐々に消費するもの、逆にアルバイトで収入を得るなど、実際の出費は流動的です。少なくともここに示す総費用を事前に確保出来れば大きな問題は無いでしょう。

なお学生ビザ審査では十分な生活資金の証明が重要となるため(残高不足でビザ却下になる方は多いです!)、ビザ申請時に上記の「生活費」以上の残高証明をご用意下さい。詳しくは担当カウンセラーとご相談下さい。

では各項目について詳しく説明します。

アルバイト収入

収入は総費用に大きく関わるため、出費に先立って触れたいと思います。

公立カレッジ・大学の学生はオフキャンパス・ワーク、つまり学外でのアルバイト等が認められており、セメスター中は週20時間まで、ブレーク期間は週40時間(フルタイム相当)まで仕事が出来ます。BC州・ON州の最低時給は15ドル以上ですから、しっかり働けば毎月の生活費以上を稼ぐ事も可能です。

セメスター中は留学生にとって余裕のない時期ですから、アルバイトを上限いっぱい仕事するのは厳しいかもしれません。しかし2セメスター制のプログラムは理屈上、最長4ヶ月のブレーク期間がありますから、夏の長い休みは特に稼ぎ時と言えるでしょう。

仮に年間通して上限の半分程度(セメスター期間10時間/週、ブレーク期間20時間/週)働くとした場合、おおよそ10,000ドル(100万円)程度は稼げる計算になります。ブレーク期間に頑張れば収入はここから更にアップします。

上限の半分働くだけで総費用の3分の1を稼げるのは、お金のかかる留学において心強い事実です。

学費

学費の平均はおよそ年15,000~18,000ドル前後としました。授業料だけでなく、入学金・教材費なども含めています。

とは言え、学校および学科によって授業料は大きく変動し、この範囲に収まらない学校もあります。例えば授業料が抑えめで有名なCamosun College(ビクトリア)でも、IT学科などは逆に平均より高い授業料になります。

また直接入学せず語学コースやパスウェイを利用して進学する場合は、当然その期間の学費と生活費は別で発生します。

二年目の学費は一年目と異なる場合がありますが、例えばDiplomaの二年目であればおおよそ同じと考えて差し支えないでしょう。

生活費

ここでは生活費=家賃、食費、光熱費です。生活スタイルで変わりますが月1000ドルとしました。

【家賃】カナダはコロナ禍でも物価上昇が進み、家賃にも反映されています。ホームステイ代は食費込みで1000ドルを越えるようになり、またシェアルームは最低600~700ドル前後(家賃・光熱費)は考えた方が無難です。(アパート等で独り暮らしする場合はこの2~3倍の費用がかかるためシェアを基本とした計算です)

【食費】自炊した場合、200~300ドルで抑える事も十分可能です。アジア系のスーパーでは割安の食材もありますし、ダラーストア(100円均一系のお店)でも調味料や缶詰など購入出来ます。是非地元でお得な生活スタイルを見つけてみて下さい。なおホームステイは通常ステイ代に食事代が含まれています。(参考:カナダ生活の節約術

【交通費】見落としがちですが交通費もトータルではそれなりの出費になります。地域や生活スタイルでかなり差が出るため、上記見積りでは平均して月100ドルと設定しました。
バンクーバーは移動距離によって3段階のゾーン制で、一ヶ月の定期は1ゾーン98ドル、2ゾーン131ドル、3ゾーン177ドル。ただダウンタウンのアパートでシェア生活しながら徒歩で通学・通勤するならパスは不要ですから「交通費ゼロ」になります。一方トロントのバス・地下鉄網はゾーンが無く統一料金で、PRESTOと呼ばれる月間パスが146.25ドルとなります。

参考:バンクーバーの交通機関トロントの交通機関

ビザ

ここでは学生ビザ申請を前提に235ドル(申請料150ドル+バイオメトリクス85ドル、2022年6月時点)としています。現地で学生ビザを延長する場合は150ドルが延長時に発生しますが、初めから2年分の学生ビザを取得出来れば延長は不要です。

航空券

一年以内の往復航空券を約2,000ドルと想定しました。減便や燃油高の影響もありコロナ以前よりも割高傾向が続いています。(2022.6時点)

一般的に経由地が多かったり縛りが多いもの(変更不可、返金不可など)は安くなります。ただコロナ禍を通して以前よりも直行便が多く利用されており、その場合ANA、JAL、エアカナダの3択になります。直行便でも、ルール変更・運休、サーチャージの変動などもあるため、早い段階から旅行会社と相談される事をお勧めします。(知識不足による混乱を避けるため、ネットの安いチケットをご自分だけで購入するのはあまりお勧め出来ません)

お勧めは留学専門の旅行代理店です。⇒留学専門の旅行代理店相談フォーム

チケットタイプは一年以内に往復するなら「1年オープン」を購入し帰国日をあとで変更、帰国が一年以上先になる場合は「片道」で渡航しましょう。⇒航空券の基礎知識

保険

ここの見積りでは、一日2ドル弱で加入出来る日系の現地保険代理店ブリッジズインターナショナルを元に計算しています。必要な内容に絞る事でコスパの良い保険商品となっているため、節約はの方へお勧めしています。

留学中は医療保険に加入する事が義務とされており、未加入だと学校初日に強制的に加入する事になります。日本の大手保険会社が販売する総合パッケージ、または現地の民間保険会社が提供する医療のみの保険、そしてカナダの公的な健康保険制度などがあります。

大手保険会社のパッケージは通常一年間で20万円はするのが当たり前ですが、現地の保険は医療に絞っていたり自分でクレームする必要がありますが出費を大きく抑える事が出来ます。

留学保険について詳しくはこちらをご覧下さい。なおBC州に学生ビザで6ヵ月以上滞在する場合、州の保険に加入する義務があります。

その他の費用

このページの概算に含まれない費用もあります。一番大きいのは例えば交際費や買い物、小遣いなどです。

留学の醍醐味は勉強以上に新しい人との交流ですから、知り合いとお茶したり食事したり、小物や服を購入したり、遊びに行ったり・・といった出費が出るのは当然です。ただ交際費などは極限まで抑える事も出来れば無限に増える事も出来るカテゴリで想定が難しいため、ここでは含めていません。